喜びも憂いもあるひと月。心が折れそうな状況に陥ることもあるでしょう。ですが、なりふり構わず立ち向かっていけば、ふっとラクになるときが訪れ、その頑張りは何らかの形で報われる……そんな時期です。併せて日頃から善行を積んでいけば、大難が小難で済むことでしょう。
仕事面では、上司との対立に要注意。下手にタテをつくと、今のポジションを追われたり、失業につながる可能性も。上司からの無茶振りにも、取引先の理不尽な要求にも、精一杯対応して、褒めざるを得ない結果を出してください。昇進や昇給もあり得ます。
恋愛面では、お金とお酒が絡む場での出会いにハマらないこと。マッチングアプリからも距離を置いたほうがいいでしょう。カップルの人は、お金にまつわるトラブルが生じやすいので、お金の貸し借りは禁物です。そんな運気のなか、良縁となりやすいのは、丑(うし)と巳(へび)年の人。
健康面で注意したいのは、気管支の不調、糖尿病。
この時期、相性がいいのは、丑(うし)、辰(たつ)、巳(へび)年の人。
距離を置いたほうがいいのは、卯(うさぎ)、戌(いぬ)年の人。
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
「六字轉運輪」と呼ばれるアイテムの力を借りましょう。
仏教の祈りの道具のひとつで、日本ではマニ車、転経機、輪蔵など呼ばれているものを手に入れてください。このアイテムは、梵字が書かれた部分が回転するようになっていて、右回りに回すことでマントラを唱えるのと同じ功徳が得られるというもの。
台湾では、筒形をはじめ、円盤形のもの、指輪やネックレスにアレンジしたもの、近年ではハンドスピナーになっているものも見つかります。いずれの形状でも、きちんと回転する構造であることがポイントです。身近に置いて、祈りたい気持ちになったときに右回りに回し、ご加護が得られるよう願ってください。
吉方位は、北と南。避けたほうがいいのは、東と西。
ラッキーカラーは、緑と黄色。避けたほうがいいのは、黒と白色。
勝ち気で負けず嫌い。研究熱心で、リサーチやマーケティグを好み、得られた結果をもとに、確実かつ効率的に物事を進めていく人です。
その高い調査能力を自己プロデュースに活かし、TPOに応じた演出でうまく立ち回ることも得意です。言葉選びも的確で巧み。
白黒はっきりさせたい性格で、誰に対してもきっぱり毅然とした態度を取るので、ゆるく生きたい人から見ると、少々圧が強めかも。
あなたのほうも優柔不断で曖昧な態度を取る人には、苦手意識をいだきがち。そのため、人間関係は比較的ドライなものになることが多そうです。
また、上昇志向が強く“ひとかどの人物になりたい”という野心を常に抱いている人も。
得意の話術で自分を売り込み、多少無理めな目標でも果敢に臨むなど、精力的にステップアップを目指すことでしょう。
悟明老師(ウーミン ラオシー)
「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい