運気が急上昇し、活躍のチャンスに恵まれるひと月です。華やかなボジションに大抜擢されて脚光を浴びる人も出てくるでしょう。ただし、いずれもこれまでの善行や努力あってのこと。この運気を活かすには、日々を堅実に過ごすことが大切です。
仕事面では、良き上司の引き立てなどにより、出世する可能性大。また、各種取引の場では、双方が和を重んじれば良い結果が生まれ、増収につながります。こうした好運期こそ、徳を積み、良い人と付き合い、人脈を広げてください。注意すべきは過信。好調であっても自分の力を過大評価しないこと。特に専門外のことには手を出さないようにしてください。
恋愛面の運気も上々。フリーの人は、あなたに相応しいお相手と出会える予感。特に、卯(うさぎ)、未(ひつじ)年の人が有望です。カップルの人は、今のお相手との関係が一歩進みそう。プロポーズされる人も出てくるでしょう。
健康面で注意したいのは、肺活量の低下、腎機能の問題。
この時期、相性がいいのは、寅(とら)、卯(うさぎ)、未(ひつじ)年の人。
距離を置いたほうがいいのは、巳(へび)、申(さる)年の人。
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
この時期の運気をサポートしてくれるのは、跪いた子どもの像「跪人」。あなたを引き立て、助けてくれる人物を指す“貴人”の「貴」と「跪」の発音が同じことから、困ったときの助けが得られる吉祥物として親しまれています。この置物を飾り、頑張りを評価してくれる人物の登場を願いましょう。
「跪人」で検索すると、玉と呼ばれる石で作った置物や飾りが見られます。そうした画像を参考に、正座している人形を探してみてください。入手が難しい場合は、画像をプリントしたもので代用を。方角は問いませんが、オフィスや書斎の机上に飾るのがポイントです。
吉方位は、北と東。避けたほうがいいのは、南と西。
ラッキーカラーは、白と緑色。避けたほうがいいのは、赤と黒色。
何事にも真っ正面から向き合っていく熱い人。
初志貫徹をモットーとし、一度決めたことは、着地点までやり抜く気概と根性の持ち主です。
真面目な性格で、人に対しても、仕事に対しても常に誠実。
当初の約束を果たすのはもちろん“もう少し○○なほうが喜ばれるかも……”と思ったなら、力を尽くし、プラスαのものを差し出すことでしょう。
最善の結果を出すためなら、損得勘定抜きでついつい頑張ってしまうタイプで、サービス残業をいとわない人も多いのでは。
そんなふうに生真面目で熱い人ではありますが、堅苦しい雰囲気はなく、明るく思いやりにあふれ、どちらかというと楽観的。
また、相手の立場を慮った言動ができ、友人のために奔走することもしばしば。
人を信じることができる純粋さをもって、良好な人間関係を築くことでしょう。
悟明老師(ウーミン ラオシー)
「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい