のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、白央さん。
私これ、妙に好きでたまに作るんですよ。キャベツとさつま揚げとにんじんのカレー炒め合わせ。さつま揚げはすり身100%のものより、野菜揚げみたいなほうがこのレシピには合います。
・キャベツ:100g
・さつま揚げ:50g
・にんじん:15g
・カレー粉:小さじ1と1/2
・酒:大さじ1
・サラダ油:小さじ1
・ごはん:適量
(1) キャベツは食べやすい大きさに刻み、にんじんは細切りにする。さつま揚げは1センチ幅に切る。
(2) フライパンに油をひいて中火にかけ、キャベツを入れて1分おき、焼きを付ける。にんじん、さつま揚げ、酒を加えてフタをして2分ほど、ときどき揺すりつつ蒸し焼きにする。
(3) カレーパウダーを加えて全体を軽く炒める。※塩気のついていないカレーパウダーの場合、塩小さじ1/4も加える
お好みでマヨネーズを隠し味程度に加えてもおいしいですよ。
おいしいもののっけ隊(隊員2名)
白央篤司(はくおう あつし)
「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/
しらいのりこ
お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔