
商業施設や多彩なショップが集まり、にぎやかな名古屋・矢場町エリア。大通りを1本入った路地にオープンした「roku flowers and coffee」は、季節の花とこだわりのコーヒーに出合えるお店です。花やコーヒーを買いに気軽に立ち寄ったり、店内でゆっくり過ごしたり、思い思いに利用できるうれしいスポット。気持ちをほっと和ませてくれる、花とコーヒー。2つの魅力を兼ね備えたお店の魅力をご紹介します。
名古屋駅から地下鉄で10分ほどの矢場町は、商業ビルや個性豊かなショップが立ち並ぶ、にぎやかなエリア。食事や買い物、観光など気ままに街歩きを楽しむ人が行き交っています。街の中心を南北に伸びる久屋大通から1本入った路地に今年1月にオープンしたのが、花と出合えるカフェ「roku flowers and coffee」。シンプルでモダンな外観は、ビルの谷間で目を引く存在です。
店内に入ると、右手がドリンクをオーダーするカウンター。店内中央には、たくさんの花が並ぶコーナーが設けられています。白い壁に映える花々は、季節感を意識したラインナップで50~70種類ほど。かわいらしいパステルカラーや、フレッシュなビタミンカラー、やさしいナチュラルカラーなど、色とりどりの花やグリーンがそろっています。
花の仕入れに合わせて少しずつラインナップが変わっていくので、こまめに立ち寄ると、その時々で印象が変わりそうです。並んでいる花は、お店の人に選んでもらっても自分で取ってもOK。花束などのオーダーはもちろん、気に入った1本だけを買うこともできますよ。色や形もさまざまな花瓶も販売しているので、花とあわせて購入するのもいいですね。
ドリンクは、オリジナルブレンドの豆を使ったroku latteがおすすめ。愛知県内の人気ロースターによる中浅煎りのオリジナルブレンドは、花屋をイメージさせるフローラルな香りとコクのバランスがとれた味が特徴です。バリスタによるラテアートも楽しみなホットラテは、こだわりのフォームミルクが加わって、まろやかな味わい。期間限定のスペシャルドリンクが登場することもありますよ。
コーヒーの気分じゃない日は、ボタニカルソーダはいかがでしょう。上品な花の香りが楽しめる微炭酸で、少し甘めのローズレモネードとマスカットのような味のエルダーフラワーの2種類があります。飲み終わった後の瓶は返却不要なので、持ち買って一輪挿しとして使う人も多いそうです。
お菓子やフードなどは扱っておらず、ドリンクのみの販売。会計はキャッシュレスのみなので、注意してくださいね。外で過ごすのが心地よい時期になったら、店舗前のスペースで焼菓子やパンなどのポップアップストアを展開しようと検討しているそう。おいしいコーヒーと相性のいいお菓子やパンがそろったら、うれしいですね。
コーヒーを飲みに来たら、素敵な花を見つけて…。花を買いに来たら、コーヒーが飲みたくなって…。思わぬ出合いもありそうな、2つの魅力を併せ持つお店。街歩きの途中に気軽に立ち寄ってみてくださいね。