鎌倉・材木座の住宅街で見つけた別腹のおやつ♪大きいのにペロリと食べられる「べつばらドーナツ」

  • 2025年2月25日
  • ことりっぷ


天然酵母で発酵させた生地を一つひとつ鉄鍋に入れ、丁寧に揚げていく「べつばらドーナツ」は、子供達からお年寄りまでさまざまな年代に親しまれている街のドーナツ屋さん。シンプルながらもモチモチとした食感は、ついついもう1個と手が伸びるほど軽い口当たりで、まさしく別腹を満たします。散策の途中に立ち寄って地元で支持されるお店の温もりに触れてはいかがでしょうか?
鎌倉駅から由比ガ浜方面へと向かう途中にある材木座の住宅街にたたずむ「べつばらドーナツ」。地域で評判のお店で、一度食べるとほとんどの人がリピーターとなるほどの美味しさです。このドーナツをお目当てにウキウキとした気分で楽し気に通う子供達や、お孫さんに手を引かれて訪れるお年寄りなど、店頭では微笑ましいやり取りが見られます。
ここにお店を構える約10年前までは、鎌倉駅に近い「朝食屋コバカバ」の前に自転車を置き、ドーナツを入れたケースを荷台に何段も積み重ねて販売していたのだそう。当時のご縁から、今も変わることなく「朝食屋コバカバ」の前でもお昼前後を目安に販売しています。
アンティークの木枠のショーケースに並ぶ大きくてふっくらとしたドーナツは、厨房奥の鉄鍋で丁寧に揚げていきます。温度を調節し、揚げ色を確認しながら、一つずつ揚げていく様子は、昔ながらのお菓子づくりの工程そのもの。生地を成形しては鉄鍋に入れるといった作業を、朝早くから繰り返します。
モチモチとした食感を生み出すのはこうした丁寧な手作業と、酵母で発酵させた生地を使うことです。さらに質のいい油で揚げることで、意外なほどに後味はさっぱり。素材のこだわりが、食事の後でも胃に負担をかけることなくペロリといただける秘密にもなっています。
厨房ではドーナツが次々と揚がってゆき、店頭に並ぶのは嬉しい揚げたて。モチモチとした上にフカフカな食感までも楽しめるのは、揚げたてならではです。
通年ある種類はシュガーやシナモン、チョコレート、ラムレーズン、レモンなど。ドーナツにかけるグレーズはもちろん手づくり。春はイチゴや甘夏、夏は梅やパッションフルーツ、秋はリンゴ、冬はユズなど旬の果物を使った種類が登場するほか、金曜日限定のコーヒーもおすすめですよ。
ほんのりとラム酒の香るラムレーズンには、生地にラム酒に浸したレーズンをたっぷりと練り込みます。ドーナツの中にはしっとりとしたレーズンがいっぱいで、ラム酒のグレーズでますます深い味わいに。
地元で親しまれる「べつばらドーナツ」は観光客にも人気で、鎌倉観光の途中でわざわざ立ち寄るファンもいるほどです。冬季休業中の長野県八ヶ岳にある2号店「べつばらドーナツ八ヶ岳ブランチ」も4月中旬から再開します。見かけたらぜひ鎌倉発の美味しさを堪能してくださいね。

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