たっぷりおいしく味わって実は低糖質♪名古屋・高岳のレストラン「ALILU AMOA」

料理のジャンルや趣向など多様なレストランが集まる名古屋に、今年の春オープンしたレストラン「ALILU AMOA」。ぬくもりを感じるやさしい雰囲気の店内で、ゆったりとランチセットやスイーツなどが楽しめます。キッシュやパスタ、ハンバーグなどこちらで頂くメニューは、実はどれも糖質を制限した料理。これが低糖質？と驚くほど味わい深い料理や見た目も華やかなスイーツを楽しんでみませんか。
レストラン「ALILU AMOA」があるのは、名古屋市東区の高岳駅近く。名古屋の中心地の一つ、栄エリアまで車で10分以内で、周辺にはオフィスやマンションが建ち並んでいます。大通りから少し入った静かな通りに「ALILU AMOA」がオープンしたのは、今年の3月。都心部からほどよい距離で、ゆっくりとランチやカフェタイムを楽しめるお店として、注目を集めています。
古民家を改装した店舗はその名残を部分的に生かしながら、アースカラーを基調にしたやさしい雰囲気に。パステルカラーや木のぬくもり、やわらかな曲線を意識した調度品などが取り入れられ、心地よく感じます。
一見すると、居心地よい空間とおいしい料理やスイーツが楽しめる一般的なレストランですが、実は「ALILU AMOA」は、料理の糖質を制限した低糖質レストラン。さまざまな理由で糖質の摂取を控えたい人も多彩な料理を楽しめるようにと、食材や調理法に工夫を凝らしています。
現在はランチタイムからカフェタイムの営業で、ランチでは前菜やメインを選べるセットがおすすめ。前菜はキッシュやスープなど4種類から、メインは麺とソースを選べるパスタ、白身魚のソテー、ハンバーグ、チキンカツレツなど豊富なメニューから1品を選んで、お好みのランチセットに。低糖質の自家製パンも付きますよ。
糖質を制限するために糖質の高い根菜類などの使用を避け、キッシュに使う小麦粉をアーモンドパウダーに替えるなど食材を工夫し、パスタは小麦ファイバーを用いたオリジナルの麺に。パンも独自の配合で糖質を60%オフした自家製です。
低糖質料理と聞くと味気ないと思う人もいるかもしれませんが、糖質の低い食材をうまく取り入れたり、塩や油はきちんと効かせて味わいはしっかりとキープ。たとえば、いんげん豆のパイタルティーヌは、じゃがいもの代わりにいんげん豆を使い、ツナと合わせて風味豊かなポテトサラダ風に仕立てています。
糖質を制限しながら食べる喜びも叶えた多彩な料理を考案しているのは、オーナーで料理家の中辻健太さん。本場でイタリア料理を学び、現地の二つ星レストランで修業した後には東京に移り、著名な料理家さんの下でも経験を重ねました。現在は、名古屋でイタリア料理教室を運営するほか、いくつもの店をプロデュースするなど、幅広く活躍しています。これまでに得た知識や経験を生かしつつ、低糖質についてあらためて研究を深めながら、うれしい驚きのあるレストランの実現に努めています。
14時からはカフェタイムに。カフェメニューにも低糖質とは思えない華やかなスイーツがそろっています。天然の甘味料や、低糖質のホイップ、ミルククリームなどを用いたスイーツは、ボリュームもたっぷりで十分に満たされるものばかり。丸みややわらかさを大切にした見た目にもときめきます。
糖質を抑えながら、たんぱく質を多く摂ることも意識している「ALILU AMOA」のメニュー。カラダづくりに努める人にうれしいオリジナルのプロテインドリンクも手がけています。低糖質、シュガーフリーで、1杯に鶏むね肉約100gと同じ23gのたんぱく質が含まれています。お店では牛乳で割って提供されるドリンクは、プロテインドリンクという気がしない飲みやすさ。店頭で粉末を販売しているので、気に入ったら購入して日頃から飲んでみるのもいいですね。
「おいしい料理をゆっくり味わってもらい、気づいたら低糖質の料理だったというくらいで、意識し過ぎずに楽しんでほしい」と話す中辻さん。気軽に立ち寄って心地よい空間でくつろぎながら、料理やスイーツの味を確かめてみてくださいね。