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ノスタルジックなプリンアラモードやパフェにほっこり♪秩父「パーラーコイズミ」

  • 2025年1月27日
  • ことりっぷ


池袋駅から西武秩父駅まで西武線の特急電車で約1時間20分。埼玉県の秩父は、都心から気軽に行けるおでかけ先です。市街地には歴史ある建築物が多く残っており、タイムスリップした気分でレトロな街歩きが楽しめます。
今回紹介する「パーラーコイズミ」は、1967(昭和42)年に創業した秩父の老舗喫茶店。ナポリタンなどの食事からプリンやパフェなどのデザートまで、手作りの味にこだわったメニューがそろい、地元の人や観光客の憩いの場として、愛され続けているお店です。イチゴの季節には地元・秩父産イチゴを使ったパフェも楽しめます。
秩父神社の参道である番場通りは、石畳の道沿いに大正から昭和初期の建築が並ぶフォトジェニックなエリア。その中で、ひときわ目立つ、山小屋風のかわいい建物が「パーラーコイズミ」です。
店のマスターは、秩父出身の小泉建さん。東京・上野の洋食店で腕を磨いたのち、生まれ故郷の秩父に戻って「パーラーコイズミ」を始めました。当時秩父では珍しかった、生クリームを使ったパフェやホットケーキをいち早く提供し、話題を集めたのだそう。
現在は息子の淳さんが調理を担当。創業時のメニューを受け継ぎながら、手作りの味にこだわって、親子2代で営業を続けています。
数あるデザートメニューの中で、1番人気を誇るのが「プリンアラモード」。自家製プリンとバニラアイスに、生クリームと季節のフルーツをたっぷり添えて、レトロな脚付きグラスで提供されます。固めに仕上げたプリンは、ほろ苦いカラメルソースが懐かしい味わい。見た目はもちろん、ひとつひとつのおいしさを、じっくり楽しみましょう。
イチゴの季節になると「パーラーコイズミ」のデザートメニューに、「いちごパフェ」が登場します。秩父産のイチゴをたっぷり使ったパフェは、テーブルに運ばれてきた瞬間から、ふわっと広がる甘い香りがたまりません。グラスの中には、カットしたイチゴと、自家製のイチゴソース、生クリームとアイスクリーム。スプーンで食べ進めながら、それぞれのパーツが混ざりあったときに生まれる、味のハーモニーを楽しみましょう。
メニューには、定番の「チョコレートパフェ」、季節のフルーツを使ったパフェなど、常時数種類のパフェがそろいます。いずれも自家製のソースがおいしさのポイント。何度も通って、全種類制覇したくなります。
創業時からのお食事メニュー「ナポリタン」も、「パーラーコイズミ」の名物です。
味付けには、トマトケチャップと香味野菜をじっくり煮込んだ自家製イタリアンソースを使うのがコイズミ流。エビ、ハム、マッシュルーム、ピーマンなどの具材と麺を、風味豊かな自家製イタリアンソースでまとめあげたナポリタンは、ここでしか味わえないごちそうです。
食事系メニューは、「ナポリタン」のほかにも、自家製ハンバーグや生姜焼き、ホットサンドなど充実のラインナップ。ランチにも、散策途中のひと休みにも利用できる、使い勝手のよいお店です。
芝桜で有名な羊山公園や、「つなぎの龍」「お元気三猿」をはじめとする極彩色の彫刻が素晴らしい秩父神社など、自然や文化に触れられるスポットがたくさんある秩父。訪れた際には、ぜひ「パーラーコイズミ」にも立ち寄ってくださいね。

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