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歴史あるお寺の門前で美味しいコーヒーとクレープを。レトロな風景が広がる「テラカドコーヒー」

  • 2024年4月5日
  • ことりっぷ


愛知県岡崎市は、徳川家康生誕の地として知られる歴史溢れる町。その魅力をもっと若い世代に知ってもらいたいと、古い建物をリノベーションした新しいお店もオープンしていて、街の新たな魅力となっています。今回はそんなお店のひとつ、家康ゆかりのお寺の門前横丁にある小さなお店をご紹介します。
名鉄「東岡崎駅」から徒歩25分ほどの場所にある「松應寺(しょうおうじ)」は、徳川家康公が父・松平広忠公のために建立したという450年以上もの歴史を持つ寺。その門前に広がる横丁は戦後焼け残ったという太子堂など昔ながらの建物が残っています。
この横丁に残る古い建物をリノベーションして作り上げたのが今回ご紹介する「テラカドコーヒー」。もともとこのエリアでネイルサロンを営んでいた清水さんが、松應寺横丁の魅力をもっと知ってもらいたいと、その思いに賛同したオーナーの照井さんと共にコーヒースタンドをオープンさせました。
アンティークな品々が店内のあちこちに飾られている「テラカドコーヒー」。すべてオーナーが自らDIYして作り上げたものなのだそう。トタンや古木などで作り上げた店内と絶妙にマッチしています。ヴィンテージ感たっぷりのドアを開けるとカウンター席があって、イートインも可能。参道や境内は飲食不可なので、ゆっくり楽しみたいときはこちらの店内か、テイクアウトして横丁の奥にたたずむ太子堂の前のベンチで楽しむことができますよ。
お店の名物は、抹茶やほうじ茶など和の食材と組み合わせたクレープ。地元岡崎の卵を使うなど独自に配合した生地はパリパリに焼いたタイプともちもちタイプの2種類あり、一晩寝かせることで風味豊かな味わいに仕上げています。
さまざまな種類のクレープがありますが、岡崎の名物になるものをと考案したのが「オカザキノツルギ」。もちもちの抹茶生地や軽い口当たりの豆乳クリーム、サクサクのクッキーなど、食感も楽しいクレープですよ。
クレープと一緒に楽しんでほしいのが、スペシャルティーコーヒーをブレンドしたオリジナルのコーヒー。フレーバーラテや季節のドリンクなども豊富にそろっています。お店の隣には焼き菓子工房があり、こちらで焼き上げたクッキーも、季節ごとにいろいろなものが登場します。清水さんはネイリストということもあり、繊細なデザインのアイシングクッキーもおすすめですよ。
テラカドコーヒーは同じ岡崎市内に2号店「テラカドコーヒー岡崎ニューヨーク」を昨年オープンさせていて、ニューヨークをイメージしたこだわりのインテリアが素敵なお店です。2Fにはビンテージのダイニングテーブルやソファが置かれた居心地の良い空間が広がっています。こちらでもまた違ったクレープが楽しめるので、いろいろ食べ比べしてみるのもいいですね。

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