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代々木公園さんぽにも♪薪窯で焼いたパンが美味しい、絵本に出てくるような素敵なベーカリー「パン屋塩見」

  • 2024年4月12日
  • ことりっぷ


都会の中にありながらも、薪窯でパンを焼く「パン屋塩見」。火の恩恵を受けて焼きあがったパンは、ほかでは味わえない美味しさです。スープ付きのパンや、サンドウィッチなどを自然を感じられる場所でいただけるのが嬉しいですね。明治神宮の西参道鳥居からは徒歩10分ほど、代々木公園からも20分ほどと徒歩圏内です。自然を楽しむおさんぽ中に、立ち寄ってみてはいかがでしょう。
都会の住宅街を歩いていると、素敵な佇まいのお店が現れます。木枠の窓やドア、使い込まれた椅子の置かれたテラス、にょっきりと出た煙突、そして入口には薪が。まるで絵本の中に迷い込んだようです。ここは小田急線南新宿駅から徒歩5分ほどの場所にある「パン屋塩見」。もと米軍住宅を、古材を使って優しい空間へとよみがえらせました。
「パン屋塩見」では、薪窯でパンを焼いています。カンパーニュと食パンの2種類で、どちらも薪窯で焼いているため皮の香ばしさは格別です。食パンは、皮がカリッと、中はもっちりとして軽く焼いただけでもその美味しさに驚きます。しっかりした酸味の感じられるカンパーニュは油分と相性が良く、豚肉などを挟むと美味しくいただけます。店内のイートインでも相性の良い食材を使ったサンドウィッチを提案しているので、試してみては。
また、まあるい「KATAIビスケット」も毎日販売。ネーミングは、この場所が小説家・田山花袋終焉の地であることと、「固い」をかけています。全粒粉のざくざく食感と、噛めば噛むほど麦の甘さを感じられる味が、しみじみと美味しいおやつです。
店内とテラス席で、イートインも利用できます。日替わりで玉ねぎやにんじんなどのスープと、お代わり自由のパンが付いたセットがおすすめです。スープもパンを焼く薪窯の余熱でじっくり火を通しているので、素材そのものが味わえるほっこりするお味です。日によってサンドウィッチが登場することも。イートインのみお休みの日もあるので、利用したい場合はインスタグラムをチェックしてから出かけましょう。
「パン屋塩見」のパンの一番の特長は、何といっても薪窯でパンを焼いていることです。店主の塩見さんお手製の薪窯は、薪をくべると300度まで温度が上昇します。薪窯でないと出せない、パリッとした皮の美味しさを追求しています。
もうひとつのこだわりは、朝7時から3時間かけて石うすで挽く全粒粉です。挽きたての粉で作るパンは美味しく、また全粒粉にすることで適度な食感と栄養を兼ね備えます。美味しさのために行うたくさんの作業を、塩見さんは楽しいと笑顔を見せてくれました。作る人の想いが詰まったパンだからこそ、美味しいのかもしれません。
都会とは思えないゆったりした時間の流れる「パン屋塩見」。売り切りじまいなので、欲しいパンは電話で予約をしておくと確実です。美味しいパンとともに豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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