サイト内
ウェブ

アートな花のお茶をポットから注いで異国情緒を楽しむひととき♪横浜中華街「The CAFE」

  • 2024年1月7日
  • ことりっぷ


明治時代の創業から数えること約140年の歴史を持つ中国料理の老舗「聘珍樓」がプロデュースする「The CAFE(ザ カフェ)」。中華街のメインストリートに面していながらどことなくヨーロッパの雰囲気を漂わせるおしゃれなカフェで、質の高い茶葉で淹れる中国茶やポットの中に花を咲かせる工芸茶でのんびりと過ごせます。活気ある中華街の中にあるオアシスのようなお店でほっと一息つきませんか。
中華街のメインストリート・中華大通りの善隣門(ぜんりんもん)のすぐ隣にお店を構える「The CAFE」。明治時代に中国の広東料理のお店としてこの中華街で産声を上げた老舗中国料理店の系列店で、洗練された雰囲気が漂います。
カラフルな看板を掲げる中華料理のお店が軒を連ねる中で、どことなくクラシカルなヨーロピアン調のお店は、コンサバトリーと呼ばれるサンルームのようなガラス張りの空間を併設しています。やわらかい自然光が入り、ガラス越しに中華街の雰囲気を楽しみながらのんびりと過ごせます。
お茶の種類がとても豊富なのが特徴です。中央には広いカフェカウンターがあり、グラスやカップが整然と並びます。コーヒーの種類だけでもメニュー表が2ページにわたり、抹茶ラテやココア、クリームソーダまでもラインナップ。さらに紅茶やハーブティーのような薬膳茶に加えて本場の中国茶が加わるといった贅沢なカフェです。
定評のあるコーヒーはオーダーごとにハンドドリップで丁寧に淹れます。ポピュラーな「カフェブレンド」からコロンビア産のフローラルな香りの漂う「ゲイシャ」(1150円)、世界でもっとも高級と称されるインドネシア産の「コピ・ルアク」(1600円)など専門店並の品ぞろえ。プーアール茶の産地として知られる中国雲南省で栽培される「中国雲南珈琲豆」の取り扱いがあるのも中華街ならではです。
コーヒーにはぜひスイーツをつけて。「フォンダンショコラ」や「シフォンケーキ」などのほか、濃厚なクリームソースで仕上げた「クリーム杏仁豆腐」やレモンシロップをからめていただく台湾のゼリー「オーギョーチー」など、洋の東西を問わないスイーツが目白押しです。
ガラスポットの中で花を咲かせる工芸茶は、一つひとつ職人が手づくりする芸術品。お花を茶葉で包んで形を整え糸で束ねていくのだそう。はじめはコロンとした丸い形状の茶葉が、お湯を注ぐとゆっくりと開いて、徐々に中から色鮮やかな花が顔をのぞかせてきます。花が開いたら飲み頃ですよ。
工芸茶は4種類用意されています。花の組み合わせと束ね方で形が変わり、花が開いていくのを見ているのも楽しいひと時です。緑茶ベースで飲みやすく、さし湯をしながら3煎目までいただけます。
温かいポットサービスでいただく中国茶は、中国菓子とのセットがおすすめです。高級茶葉を使用した鉄観音茶や銀針(ぎんしん)ジャスミン、凍頂烏龍茶、普洱茶(ぷーあーるちゃ)は、どれをとっても本場の豊かな味わい。
お菓子は小月餅などから選びます。小月餅は黒あん、栗あん、アーモンドやカシューナッツなど7種の実入りなど種類も豊富。中国では月の美しい中秋節にお供え物として使われていて、おさがりを家族でわけて幸せを祈るという縁起のいいお菓子です。
こうしたお菓子や今回ご紹介した工芸茶などはこのカフェの隣の「聘珍茶寮 横浜中華街店」で購入できます。中華街のお土産探しにおすすめのショップにもぜひ立ち寄ってくださいね。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.