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1500冊収蔵のライブラリーとアフタヌーンティーも♪  1日のんびりステイを満喫できる東京「芝パークホテル」

  • 2023年11月9日
  • ことりっぷ


今年10月、すべての客室のリニューアルが完了したばかりの「芝パークホテル」は、1948年創業の老舗ホテル。2年前の秋に約1500冊の蔵書を誇るライブラリーホテルとして生まれ変わり、「好きなだけ読書に浸れる、都心のホテル」として評判になっています。交通に便利なロケーションでありながら緑豊かな公園も近く、秋の夜長を過ごすのにぴったりのホテルですよ。
都営三田線・御成門駅から徒歩約2分。モノレールに接続するJR浜松町駅からも徒歩数分のロケーションに立つ「芝パークホテル」。この辺りは都心にありながら芝公園などの緑が豊かで、増上寺、東京タワーなど歴史ある施設や東京の名所も点在するエリアです。
ホテルの創業は、戦後間もない1948年。日比谷にある「帝国ホテル」がGHQの高官専用宿舎として利用されていたのに対し、貿易のために日本に訪れる外国人ゲストをもてなすため、「外国貿易使節団ホテル」としてスタートしました。
現在でも宿泊ゲストの7~8割が海外からのお客様。欧米諸国からのゲストが多いことも特徴で、歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気の館内には、華やかでありながらもゆったりとした、独特の空気が流れています。
2年前の大規模なリニューアルで、レセプション周りとラウンジ、中央の大階段と2階のホワイエを一新し、ライブラリーホテルとして生まれ変わりました。館内の書籍のディレクションを担当したのは、「銀座 蔦屋書店」。江戸から現代の東京へ、歴史や伝統工芸をはじめ、ファッション、建築、トラベルなど、日本文化に重きを置いた幅広いテーマのもと、年代を超えて楽しめるコレクションになっています。
1階のライブラリーラウンジの書架に並ぶのは、写真集から小説までオールジャンル。外国人ゲストが多い場所柄、日本のカルチャーを英語で紹介したものが多いのが特徴です。普段、書店でもなかなか目にすることが少ない貴重な写真集もあり、パラパラとめくるだけで興味深く、改めて日本文化の価値や新たな発見につながります。
宴会場へと続く2階ホワイエ(通路)に並ぶ書籍のテーマは、「人、街、歴史をつなぐ」。過去・現在・未来と分けられたスペースを順にめぐっていくと、ちょっとした時間旅行の気分ですよ♪
チェックインの前にぜひとも体験してみたいのが、日本の伝統文化とコラボした「職人ものがたりアフタヌーンティー」(1名5500円)。メインダイニングの「ザ・ダイニング」で楽しめ、メニューは和・洋・中のスイーツを組み合わせたもの。あんこ、カスタード、杏仁風味など甘さのバリエーションがあり、ミニハンバーガー、キッシュなどのしょっぱいセイボリーが加わります。
ティータイムのスタートには、季節ごとに内容が変わるコラボレーションカクテルを。アフタヌーンティーセットで注文できるお茶は、オーガニックダージリン、和紅茶、加賀棒茶(ほうじ茶)、ジャスミン茶など12種類。種類を替えて何度でもお代わりOK。茶葉が変わる都度、異なるデザインのティーカップでサーブされるのも楽しみ。お好みで、コーヒーメニューもオーダーできます。提供時間は13:30~15:30(土・日曜、祝日は11:30~)で2.5時間制。宿泊しなくても利用できるから、遅めのランチにもおすすめです。
ゲストが行き交う昼間の華やかな雰囲気もいいのですが、読書におすすめなのは館内が静かになる夜。暖炉に火が入れられるライブラリーラウンジは、落ち着いたバーのような雰囲気に一転します。レセプションには無料のコーヒーのほか、ワインやクラフトビール(1杯1000円)をセルフで提供するスペースがあり、お好みのドリンクを味わいながら、秋の夜長の読書で過ごしてみてはいかがでしょうか。
6~11階の客室フロアにも書籍コーナーがあり、トラベル、ファッション、建築など、フロアごとに異なるテーマの書籍や写真集が並びます。細長く、こじんまりとしたスペースなので、プライベートな書斎のようです。
ライブラリーの書籍とともに、レセプションで提供しているドリンクは、客室に持ち込んでもOK。ベッドやソファににゴロンと寝転んで、読書三昧の夜を過ごすのもいいですね。また、客室のアメニティに採用されているのは、お肌にも環境にも優しいオーガニックのスキンケアセット。天然植物由来の香りで癒されながら、ホテルステイを楽しめます。
この辺りは都心でありながら、とても静かな環境です。心地よいベッドでぐっすり眠って、日ごろの疲れをリフレッシュ。翌日は朝食前に近くの芝公園まで散歩に出かけることをおすすめします。
朝食は、豊富なメニューが自慢の「ザ・ダイニング」の朝食ビュッフェを。和・洋・中の料理からセレクトはお好み次第。なかでも中華がゆ、愛媛県産温州みかんと青森県産りんごジュースをぜひ味わってみてください。朝食ビュッフェはアフタヌーンティー同様、宿泊客以外でも利用できます。
ランチ&ディナータイムは、洋食と中華、さらに和食、それぞれのシェフが腕を振るう料理を、コースとアラカルトのどちらでも味わえます。例えば同じテーブルで、お刺身にステーキ、麻婆豆腐なんて組合せもOK。その日の気分でメニューを選んだり、年代や食の好みが異なるグループでも楽しめるとあって、友人同士のグループや2~3世代の家族連れ、ビジネスの会食に利用する人も多いそうですよ。
客室にはもちろんテレビはあり、Wi-Fiも完備しています。でも、たまには人工的な音やネット環境から解放され、近くの公園を散歩したり、ホテルにこもって読書三昧で過ごすのもいいもの。じっくり本と向き合う時間が知的好奇心を刺激してくれるだけでなく、心に潤いをもたらしてくれるはずです。

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