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三浦半島と鎌倉の珍しい野菜をランチで♪ 逗子のカフェ「Seedling kitchen逗子」

  • 2023年8月29日
  • ことりっぷ


神奈川県三浦半島は、太陽の恵みで野菜がすくすくと育ち、おいしい野菜がたくさん採れる地域。農家の方がさまざまな種類の野菜を育てています。三浦半島にある逗子市で、三浦半島のとびきりおいしい野菜を使い、彩り豊かなランチに仕上げるカフェ「Seedling kitchen逗子」で、滋味豊かな野菜料理を楽しみませんか。
京急線逗子・葉山駅から徒歩5分ほどの場所にある「Seedling kitchen逗子」。木の温もりが感じられる店内で、テーブルは無垢材を使用して作ってもらったそう。料理を乗せる木製トレイも桐を使った手作りのものです。
「店内は野菜の彩りを楽しんでもらうために、料理の色が映えるようにしています」とオーナーの高橋香苗さん。勤めていた野菜料理のお店を引き継いで独立し、2018年に逗子でお店を始めました。カフェではケータリングやデリバリーもやっており、ケータリングは木箱を使用することで、廃棄物を減らすゼロ・ウェイストにも取り組んでいます。
「三浦半島と鎌倉の野菜を利用しています。珍しい野菜を楽しく召し上がっていただきたいです」と高橋さん。食材に使っている色とりどりの野菜を見せてくれました。にんじんはオレンジ色だけでなく、黄色や白もあり、大根は紫や赤、黄緑色で、見たことのない色合いのものも。この日は、コリンキーやバターナッツかぼちゃ、甘みたっぷりの赤いとうもろこしもありました。
主に横須賀市で無農薬・無化学肥料で栽培を行っている「SHO Farm」や、さまざまなチャレンジをしている鎌倉の若い農家、細谷さんの朝採れ野菜を直接仕入れて使っています。多品種の野菜を栽培しているので、使いたいいろいろな野菜を持ってきてくれるそう。
「野菜があってこその食事、農家さんがいてくれてできる食事」と話す高橋さんが作る「畑のわっぱ」が、「Seedling kitchen逗子」の看板メニュー。野菜の彩りも楽しんでもらいたいと盛り付けも色鮮やか。器の中に彩り豊かな畑が目に浮かぶような一品です。
わっぱには白にんじんのグリルや夏野菜のカポナータ、黄色・白・オレンジのにんじんのラペ、はりはり漬けなど季節のデリが乗っています。わっぱをさらに鮮やかにするのが、ビーツの甘酢漬けを入れたピンク色のポテトサラダ。酸味もあって人気のあるデリです。ごはんは玄米黒酢農法で栽培する秋田県大潟村の黒米入りの玄米ごはん。ひと手間加えたカラフルな野菜のデリと味わって。
白いお皿には旬の生野菜と手作りの醤油麹のディップが。シャキシャキの野菜の食感や甘みが味わえます。醤油麹のディップは味噌に近い味わいでコクがあり、相性も抜群です。具だくさんのスープには塩麹を使っています。麹の甘みがあって、やさしいスープですよ。
醤油麹に漬けたお肉がつく「大地セット」や、魚がメインの「海セット」のほか、12~13種類のスパイスを独自にブレンドしたドライカレーに近い「ベジタブルカレー」も人気です。
おやつには一番人気の「季節のマフィン」を。北海道産の小麦とバターで作る生地の中に、フルーツやクリームチーズなどいろいろと入れているのがポイント。定番と季節のものをあわせて6種類から選べます。
「生チョコラズベリー」は、「SHO Farm」が育てた生ラズベリーを冷凍保存して使っています。しっとりしたマフィンの中にも濃厚な生チョコレートとラズベリーが。ラズベリーの甘酸っぱさとプチプチの食感がアクセントになります。ボリュームも満点。温めて提供してくれますよ。
「米粉のチーズケーキ」は、国産の無農薬の米粉を使用したグルテンフリーのベイクドチーズケーキ。上質な北海道産のクリームチーズと生クリーム、卵、きび砂糖で作るシンプルなケーキはしっとりしていて、チーズのやさしい甘みと旨みがあります。上にトッピングした手作りの杏ジャムの酸味はいいアクセントに。
紅茶は逗子市がフェアトレードタウンとして取り組んでいることから、フェアトレードのものを使っているそう。安心できるオーガニック紅茶はセイロンとアールグレイの2種類です。
体をいたわってくれるノンカフェインの「薬膳茶」もおすすめのドリンクです。フレーバーは「デトックス」「あたため」「リラックス」の3種類。今回いただいた「リラックス」は、レモンバームやレモングラス、生姜などが入ったハーブティー。静岡のみかん農家が作る無農薬のドライミカンが入ってるので、ほんのり甘くて柑橘の香りも心地よく、リラックスできますよ。
美しい彩りの旬野菜や体がホッとするスイーツ、薬膳茶をいただいて、暑さで疲れた体を内側から元気にするのはいかがでしょうか。

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