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初夏を感じる花さんぽ「文京あじさいまつり」へ|編集部レポ

  • 2023年6月29日
  • ことりっぷ


都内でも有数のあじさいの名所、白山。毎年、白山神社から隣接する白山公園にかけて、約3000株のさまざまなあじさいが咲き誇ります。6月上旬~中旬には「文京あじさいまつり」が開催。お祭りの様子をレポートします。
初夏を感じる花として、日本で古くから愛されているあじさい。白山神社の境内から隣接する白山公園にかけて、約3000株のいろいろな種類のあじさいが咲き誇る時季に、毎年「文京あじさいまつり」が催されます。
白山神社は都内でも有数のあじさいの名所。徳川5代将軍・綱吉と生母・桂昌院の信仰を受けたことでも知られ、今でも小石川の鎮守として親しまれている神社です。
お祭りは昭和60(1985)年から始まって、今年で39回目。今年は6月10日(土)~18日(日)に開催され、たくさんの人でにぎわいました。
神社の鳥居をくぐると、境内のそこかしこに鮮やかなあじさいが咲いていて、目を奪われます。
色も多様で、ピンクや水色、青、紫、白…どれも美しくて、梅雨時のゆううつな雰囲気さえも清らかにしてくれるようです。花(ガク)の形も、ギザギザしたものから丸いもの、尖ったものまでさまざま。
境内の古い建物との相性もよく、あじさいが日本人に愛されるのがよくわかります。
この日も、たくさんの人が思い思いにあじさいの撮影をしていました。
お祭りの開催期間には、ふだんは入れない富士塚が特別に一般公開されます。
富士塚は、富士信仰に基づいて、富士山を模してつくられた人工の塚。白山神社の富士塚は、あじさいが塚の斜面にも咲いていてとても華やか。行列ができる人気ぶりです。
また、白山公園では、週末を中心にイベントも開催。
あじさいの鉢植え、あじさいモチーフのグッズやお菓子などの販売もあります。とくに、やさしい色味の「あじさい和三盆」がかわいくておすすめです。
文京区では「文京あじさいまつり」のほかにも、11月に「文京菊まつり」、2月に「文京梅まつり」、3月に「文京さくらまつり」、4月に「文京つつじまつり」が開催されて、「文京花の5大まつり」というそうです。
四季を感じられる花たちのお祭り、ぜひ足を運んでみたいですね。

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