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ウィーンのカフェ文化を満喫。名物スイーツやザッハトルテで優雅なひとときを「カフェ ウィーン」

  • 2023年2月27日
  • ことりっぷ


日本橋三越本店にある「カフェ ウィーン」では、ザッハトルテやアインシュペナーなど、本場ウィーンのレシピを忠実に再現したコーヒーメニューやオーストリア料理を楽しむことができます。優美でクラシックな内装に囲まれていると、まるでウィーンを旅しているかのような気分に浸れます。ウィーンのカフェ文化に触れながら優雅なひとときを過ごしてみてはいかが。
東京メトロ「三越前」駅より徒歩1分。日本橋三越本店の本館の2階にある「カフェ ウィーン」は、1983年にウィーン市・ウィーン商工会議所・ウィーンカフェハウス協会の認定書を受けた日本で最初のお店です。
300年以上の歴史を持つウィーンのカフェ文化は、1683年にオスマン帝国によるウィーン包囲戦で撤退した時にトルコ軍が残していったコーヒー豆をコシルツキーが発見したことがはじまりといわれています。その後ウィーンの人々はコーヒーを楽しむ習慣が定着し、現代でもコーヒーはウィーンの暮らしの中に深く溶け込んでいます。
入口から店内に入ると、赤のビロードが映える古式ゆかしいカフェハウスの空間が広がっています。大理石のテーブルや曲木の椅子、ストライプベージュの壁紙などのインテリアはウィーンのカフェハウスの雰囲気を忠実に再現しているのだそう。
カフェでは、本場ウィーンのレシピを忠実に再現したオーストリア料理を楽しむことができます。「ウィンナーシュニッツェル」は、薄くたたいてのばした仔牛のもも肉にパン粉をつけて揚げ焼きにしたウィーン名物のカツレツ。
サクサクの衣は香ばしく、かみしめるともも肉の旨味が口いっぱいに広がります。レモン汁をぎゅっと絞ってコケモモのジャムと合わせて食べると、フルーティーでさっぱりとした味に。付け合わせのマッシュポテトやデリと一緒に楽しんでみて。
氷に見立てたガラスの器で提供される「フィルシメルバ」は、創業当時から親しまれている名物スイーツ。1800年代後半にイギリスのサヴォイ・ホテルの料理長だったオーギュスト・エスコフィエによって考案されたデザートです。
シロップ漬けの黄桃のコンポートに木苺ソース、アーモンドを添えた2つのバニラアイスクリームで美しく盛り付けられ、彩り鮮やか。白鳥の羽に見立てたふわふわの生クリームとウエハースがとても愛らしいですね。酸味のある木苺ソースがきゅっと味を引き締めて上品な味わいを楽しむことができます。
ウィーンでは一頭引きの馬車と呼ばれている「アインシュペナー」は、ホイップクリームをのせたホットコーヒー。生クリームと温かいコーヒーを同じ比率にして、グラスで提供するのが定番スタイルです。
最初は混ぜずにそのまま、コーヒーが減ってきたところでクリームを混ぜるとクリーミーな味わいに変化。日本のウィンナーコーヒーとは異なるコーヒーの味を楽しむことができますよ。
ウィーンを代表するケーキとして世界中で親しまれている「ザッハトルテ」。三角の形をしたチョコレートスポンジの間にはアプリコットジャムがサンドされており、チョコレートコーティングされています。
このお店の「ザッハトルテ」は、コーティングされているチョコレートの下にもアプリコットジャムがたっぷりと塗ってあるので、甘酸っぱさが際立ち一口目から爽やかな味わいが楽しめます。甘過ぎるケーキが苦手な方にもおすすめです。
コーヒーは、オーストリアの老舗高級スーパーJulius Meinl(ユリウス・マインル)のコーヒーを楽しむことができます。料理からデザートまでウィーン一色のカフェハウスで、ショッピングの合間にゆっくりと過ごしてみてくださいね。

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