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アートな空間で個性あふれるそばを味わう。京都・清水五条にある立ち食いそばのお店「suba」

  • 2023年1月27日
  • ことりっぷ


京都の清水五条エリアにある「suba」は立ち食いそばのお店。アート作品をカウンター代わりにした店内で、関西風のあっさりとした出汁のそばをいただくことができます。大きななめこやカニカマなど多彩な具材を使ったメニューがそろい、写真におさめたくなるビジュアルも魅力のひとつ。立ち食いそばになじみのない人も訪れたくなる空間が注目を集め、連日多くの人が訪れます。
京阪清水五条駅から歩いて5分ほど。広く開かれた入口からは、そばを味わう人たちでにぎわっている様子を伺うことができます。
「suba」がオープンしたのは2021年の大みそか。お店のオーナーが関東を訪れた際、どこにでもあり気軽に味わえる立ち食いそばに影響を受けたといいます。関東に比べるとお店が少なく、なじみも薄い印象がある関西で、立ち食いそばを楽しめる場所を作りたいという思いからオープンに至ったのだそうです。
店内は、立ち食いそばのお店らしく気取らない雰囲気を出しつつ、「わかる人にはわかる」空間を表現しているのだそう。町家の造りをそのままに活かした空間に2台置かれた存在感のあるカウンターは、陶芸作家の橋本知成さんの作品。アートの上でそばをいただくという特別な体験ができます。
そばはもちろん、洗練されたたたずまいにも注目が集まり、偶然お店の前を通りかかり気になったという観光客など、年齢や国を問わずさまざまな人が訪れています。
「suba」で味わえるそばは、出汁との相性を考えたというやわらかめの麺が特徴。毎日店内で製麺されています。
専門店のプロに依頼したというこだわりの出汁は、昆布やカツオ、うるめいわしなどを使用。関東風の濃いめの味に対して、「suba」では飲み干せるような出汁を目指し、関西らしい甘めでやさしい味わいに仕上げています。
さらに注目したいのは、個性あふれるメニュー。大きなカニカマの天ぷらをのせたそばなど、目でも楽しめるのが魅力です。世界で初めてカニカマを作ったという石川県の練り物メーカー「スギヨ」のものを使用し、みずみずしいかにの風味が広がる満足感のある一杯です。
大きななめこをのせたそばもインパクト抜群。岐阜県高山市で育てられたというなめこはプリプリとした食感で、ぎゅっと詰まったうまみがそばにアクセントを加えています。
カウンターにハリッサが置いてあるのも「suba」ならではのポイント。唐辛子をベースにした北アフリカ生まれのスパイシーな調味料で、そばにトッピングしてみるとエスニックな味わいにがらりと変化します。
洗練されたパッケージが目を引くおにぎりも販売。ゆかりや焼き鮭、季節の炊き込みご飯などさまざまな味がそろいます。そばと一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
「suba」は夜遅くまで営業しているので〆にふらっと訪れるのもおすすめ。季節限定メニューや、夏季に登場する冷たいそばも楽しみです。

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