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神楽坂「カルボナーラ専門店 HASEGAWA」で山椒やレモンのオリジナルメニューを

  • 2022年7月23日
  • ことりっぷ


神楽坂に店を構える「カルボナーラ専門店 HASEGAWA」。メインのメニューはカルボナーラのみという珍しい店。その目新しさだけでなく、工夫を凝らした料理が人気です。王道のカルボナーラだけでなく、レモン、山椒のカルボナーラなどオリジナルも注文できるのは専門店ならではの魅力です。
JR飯田橋駅から徒歩3分、神楽坂通りの坂を上って左手の路地に入ると、芸者衆の手配や稽古を行う「見番」がある見番横丁にたどり着きます。芸者衆が通い、食通も多いこの通りに店を構える「カルボナーラ専門店 HASEGAWA」。黒を基調としたシックな看板が目印です。
看板前の階段を降りて店へ入るとメニューが書かれた黒板やワインが並び、カジュアルな雰囲気。木製の家具が温かみを加えています。テーブル席、カウンター席のほか、屋根付きウッドデッキのテーブル席があります。晴れた日はデッキに出て、開放的な気分で食事をするのもいいですね。
ランチメニューを見ると定番のカルボナーラほか、多様な味わいのカルボナーラがあります。料理はすべてオーナーシェフである長谷川浩平さんが納得のいく味を追求したもの。子供の頃からイタリア料理好きの母親に連れられ、外食時にはカルボナーラを食べていたという「大のカルボナーラ好き」の長谷川さんが、イタリア料理店で経験を積んだ後、何百通りと試食を重ねて納得した料理だけが提供されています。
開店当時の2年前はランチのみの営業でしたが、客足を伸ばして1年も経たないうちにディナーを加えた営業を開始。今では常連客だけでなく、SNSでも話題の店となっています。
「カルボナーラ」とは「炭焼きのパスタ」のことで、日本でよく食べられているのは卵と生クリーム、パンチェッタ(塩漬けの豚肉)、パルメザンチーズ、黒こしょうを入れたソースでスパゲッティを和えたもの。それに対し、本場のイタリア・ローマでは生クリームを使わないものが正統とされています。
この店のカルボナーラは本場と同じく生クリーム不使用。それに加えて、隠し味に和風の出汁を使っており、濃厚だけれど重すぎない、最後まで美味しく食べられる一品に仕上げています。まずはランチタイムに「王道ベーコンのカルボナーラ」(1280円)を味わってみましょう。厚めのベーコンも食べ応えがあり、ジューシーな肉汁がアクセントになっています。
夏には、さっぱりとした「レモンのカルボナーラ」(1480円)もおすすめです。国産レモンの輪切りが丸ごと2つ入ったカルボナーラは、見た目もさわやか。カルボナーラのまろやかな味わいとレモンの酸味が調和し、定番の味とは異なった上品な風味のカルボナーラが楽しめます。
ほかにも山椒の辛みがピリッと利いた「山椒のカルボナーラ」(1400円)や、香りのよい「ジェノベーゼカルボナーラ」(1400円)など、さまざまなオリジナルのカルボナーラがあります。ランチセットのカルボナーラにはすべて自家製ドレッシングのサラダが付くのもうれしいですね。
ディナータイムには前菜、バゲット、カルボナーラと食後の飲み物、ドルチェが付いた「ディナーコース」(3380円)がおすすめ。前菜はスモークサーモンのカルパッチョ、チーズと生ハムの盛り合わせなど6種から選べるほか、カルボナーラは6種から、ドルチェは3種から選べます。カルボナーラに合うワインも揃えているので、ワインとの相性も楽しみたいですね。
多様なカルボナーラメニューを制覇するために、何度も通いたくなってしまいそうです。

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