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日本各地のこだわりの器やヨーロッパのキッチン雑貨を扱う「暮らしの店 黄魚」

  • 2022年3月13日
  • ことりっぷ


渋谷や新宿からアクセスしやすく、代々木公園など豊かな自然もあって人気を集めている東京・代々木八幡にある「暮らしの店 黄魚」。こちらには国内の作家ものの器をはじめ、ヨーロッパのカトラリーやアンティークのお鍋など、すてきなキッチン雑貨の数々が並んでいます。店主の高橋こごうさんが目利きした食卓を楽しく彩るアイテムのなかからお気に入りの一点を見つけましょう。
新宿駅から小田急線で約5分、代々木八幡駅の南口を出るとすぐに表れる「代々木八幡商店会」。古くからの商店とトレンド感あるのおしゃれなカフェや雑貨店が立ち並ぶこの商店街を3分ほど進むと見えてくるのが「暮らしの店 黄魚」です。
通りに建てられた黄色い看板がお店の目印。はっきりと鮮やかな黄色とキュートな魚のイラストが目を引き、ついつい立ち寄りたくなる雰囲気です。
なかに入ると白を基調にした洗練された空間が広がります。こちらは国内の作家によるこだわりの器を中心に、ヨーロッパのカトラリーやアンティークの鍋など、キッチンにまつわるさまざまな雑貨を扱うお店。ディスプレイは季節に合わせて定期的に入れ替えをしているそうで、お店にあるものはどれも店主の高橋こごうさんが目利きをして仕入れたものです。
店主の高はしさんは、もともとうつわの学校に通い、10年ほどうつわ作りに携わっていたという経験の持ち主。うつわの目利きができ、作家さんとのつながりもあったことが店舗をオープンするきっかけになったそうです。必ず自らの足で工房を訪れ、仕事ぶりを見せてもらってから取引を始めるそうで、北は秋田から南は沖縄まで、扱う作家さんの数は年々増え続け、今や50人以上だそう。
選定のコンセプトは「自分で実際に使ってよかったもの、料理がおいしく見えるもの」。
料理を盛った姿が想像できるもの、和洋中どんな料理がのっても様になり、個性的すぎないものを選んでいます。日常のなかで気兼ねなく使ってもらえるようにと、電子レンジや食器洗浄機にかけられるかもポイントだと言います。また修理ができるか、修理期間はどのくらいかも確認します。大切に長く愛せるアイテムが揃っているんですね。
こちらは長野県御代田町の木工作家・後藤睦(ごとうむつみ)さんの作品。丸みのあるぽってりとした質感がかわいらしく、パンはもちろん、お肉料理をのせるのもおすすめ。
カトラリーなどの小物も充実しています。奥のリンゴの箸置きと豆皿は、植物や野菜、果物を描くうつわを中心に手掛ける黒田理恵さんの作品。リンゴのモチーフが食卓を明るく華やかにしてくれます。手前は京都で金属の皿やカトラリーを制作している山田憲栄さんのスッカラ。お店でも特に人気の高い一品だそうです。
こちらは千葉で活動している「机上工芸舎」の箸置き。丸い部分がスプーン置きになっており、箸とスプーンが一緒に置ける優れもの。お鍋やカレーの時など、両方を使うときに重宝します。
定期的にヨーロッパのアンティークも仕入れています。こちらはフランスのキッチンウエアメーカー「ル・クルーゼ」のアンティーク鍋。約50年前に作られたものもあるそうで、今では手に入らない貴重なデザインです。現在売られているものと少し形が違って珍しいですね。そのほかカトラリーの買い付けも行っていてデンマークやドイツ、チェコなど10ヶ国ほどのものがあるそうです。
バッグやストール、アクセサリーなどの服飾雑貨も扱っています。国内作家の織物や革製品などが中心で、一部は海外から取り寄せています。どれもシップルななかにも光る個性があり、コーディネートのポイントになってくれそうなものばかりです。
高橋さんが自信をもって紹介する、使ってこそ輝く器や雑貨の数々。ぜひ直接見て触れて、自分にぴったりの一点を探してみてくださいね。

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