新宿からおよそ80分。桃とぶどうの生産量日本一を誇る、山梨県笛吹市の「ローズファーム」は、“地元の旬”を取り入れた季節のパフェが人気のお店。みずみずしくて甘いフルーツをたっぷり使ったパフェは、フルーツ王国ならではの贅沢な味わいです。食べておいしい、眺めて楽しい♪ 心もお腹も満たされる、贅沢なティータイムを過ごしてみてください。
中央自動車道「一宮御坂IC」から約５分。桃畑が広がる丘陵地帯「桃源郷」を見渡せる、のどかな場所に「ローズファーム」はあります。
もともとはバラ農家だった、こちらのお店。25年ほど前にカフェをオープンした後、徐々に人気が高まり、現在はカフェのみの営業になりました。
お店の周囲には、この街の心地良い空気が満ちていて、一人でもふらっと気軽に立ち寄りやすい雰囲気。長年の常連さんを中心に、わざわざ遠方から訪れる人がいるのも納得です。
中は、ポップな色の壁が目を引く、夢いっぱいのおしゃれな空間。内装やインテリアは、お店を切り盛りする岩内利津子さんが、イギリス映画「パディントン」が好きで、その世界観をイメージしながらDIY好きのご主人と一緒に作り上げたのだとか。
海外の雑貨やゆらゆらと揺れるモビール、子どもたちが大喜びで入ってきそうな小型のログハウス。店内はどこを切り取っても、おもちゃ箱のようにワクワクする空間になっています。
また晴れた日には、開放感いっぱいのテラスや六角形のパーゴラで過ごすのがおすすめ。ゆったりとした癒やしの時間が、日々の喧騒を忘れさせてくれます。
敷地内には、広々としたドッグランスペースがあるのも嬉しいところ。ドッグランの他に、店内は全席ワンちゃんOK。大好きなワンちゃんといつも一緒にいたい愛犬家の人にも嬉しいお店です。
こちらのカフェでは、贅沢でふくよかな、フルーツ尽くしのメニューが盛りだくさん。一番人気は、今が旬のフルーツを贅沢に使った季節限定のパフェです。
秋は、ぶどう、無花果、りんご、柿などが入る、具材たっぷりの秋色のパフェが登場。特にぶどうは笛吹産にこだわり、直接農家からフルーツを取り寄せ、その時期一番おいしい品種を使用しています。
この日のぶどうは、シャインマスカットよりもおいしいと評判の「マスカサーティーン」や品評会で1位になったという品種をトッピング。なかなか市場に出回らない、珍しくて高価なぶどうに出会えるのも、大きな楽しみです。
ドリンクのおすすめは、４～５種類のカットフルーツがごろごろ入ったクリームソーダ。思わず写真に撮りたくなる、カラフルな見た目も評判です。
地元の野菜をたっぷり使った手作りピザも、このお店のとっておき。玉ねぎ、じゃがいも、ブロッコリー、パプリカなど、使用する野菜はほとんどが自家製です。
さらに、フランス産・イタリア産・国産、３種類の小麦粉をブレンドしたこだわりのピザ生地を、注文を受けてから高温のピザ釜で焼き上げるので、パリッと軽くて歯切れの良い食感も楽しめます。
とろけるチーズと少し酸味のあるトマトソース、ビタミンたっぷりの野菜が絶妙なバランスで仕上げっていて、心も体も元気になれそう！
季節が変わる度に、つい足を運びたくなる「ローズファーム」。山梨へ行く際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
