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北鎌倉のお屋敷のカフェ「去来庵」でのんびりくつろぐ贅沢なひとときを

  • 2021年8月5日
  • ことりっぷ


ビーフシチューの銘店として長い間親しまれてきた北鎌倉の「去来庵」がメニューを一新してカフェとしてリニューアルしました。創業当時のレシピをもとにつくるプリンや手づくりマヨネーズを使ったたまごトーストなど、昭和の雰囲気の漂うほっこりとした味わいを築80年のステキなお屋敷で楽しめます。風情のある門をくぐってのんびりとした時間を過ごしませんか?
北鎌倉の円覚寺から建長寺へと向かう道路のすぐ脇に門を構える「去来庵」。のれんの掛かる木戸門から入りきれいに掃き清められた石畳の階段を登って進むと、築80年以上のお屋敷を改築した一軒家が見えてきます。庭師が定期的に手入れする庭があり玄関先には打ち水もされ、まるで料亭のようなたたずまいの中でコーヒーや抹茶がいただけます。
お店を一人できりもりするのは女将の中谷さえさんです。都内に住んでいた中谷さんのひいおじい様が昭和12年に別荘としてこのお屋敷を建て、その後、中谷さんのお母様とおじい様が昭和54年に改築してハウスレストランをはじめたのだそう。今は中谷さんが接客や料理、お屋敷のお手入れまでこなして訪れる人を気持ちよくもてなします。
お店の中は畳の広間と庭の景色が楽しめるイス席、さらに奥にはお茶室として使われていた座敷があり、はじめて訪れてもどこか懐かしい雰囲気が漂います。さり気なくおいてある火鉢も現役で、寒い期時にはほんわかと部屋を暖めます。
道路沿いにありながらも緑をたたえるアプローチの奥に建てられたお屋敷は、とても静かでウグイスなどの小鳥のさえずりが響きます。
レトロな黒電話の横には、お屋敷を建てた当時に発行された分厚い都内の電話帳もそのまま置かれて、自宅や知り合いの電話番号を見つける人も多いのだとか。
気軽に立ち寄れるカフェになってからは、創業当時に提供していた「自家製プリン」や「ピザトースト」が復活しました。40年前にシェフが残した秘伝のレシピをもとにした本格スイーツで、これまで人気のあった「レアチーズケーキ」も一緒に楽しめます。上質な生クリーム・牛乳・卵だけを使ってじっくり蒸しあげたプリンは作り置きをしないので、タイミングがよければ出来立ての温かいプリンを味わうこともできますよ。
庭で育てたハーブを使ったドリンクもおすすめです。濃い青色のハーブ・バタフライピーを使った「あじさいレモネード」は、しぼりたてのレモン果汁を入れると青から紫色に変わる清涼感あふれるドリンク。氷もバラフライピーで作った青色で最後まで美味しくいただけます。またバーベナやレモンバーム、ミントなどをブレンドした「フレッシュハーブティー」もホッと一息つきたい時にぴったり。お弁当などの持ち込みもOKなので、ステキなお屋敷でのんびりしながらゆっくり過ごしてくださいね。

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