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老舗のふっくらあんこを使った和スイーツを心華やぐ空間で♪ 御茶ノ水「大三萬年堂HANARE」

  • 2021年7月7日
  • ことりっぷ


御茶ノ水にある「大三萬年堂HANARE(だいさんまんねんどうハナレ)」は、兵庫で360年続く老舗和菓子店「大三萬年堂」が新ブランドとしてオープンした和スイーツカフェ。伝統の味をチョコレートや米粉パンなどと組み合わせた、見た目もかわいらしい新感覚の和スイーツを提供しています。花が豊富に飾られて乙女心がくすぐられるような店内で、ゆっくりとお茶時間を楽しみませんか。
JR御茶ノ水駅と秋葉原駅の間に位置する、神田淡路町の再開発エリア「ワテラス」は「ワテラスタワー」と「ワテラスアネックス」の2つの建物で構成されています。広い敷地内の、外堀通りに面したワテラスアネックス1階にあるのが「大三萬年堂HANARE」です。
「大三萬年堂」は、播磨の小京都ともいわれる兵庫県たつの市で江戸中期から続く和菓子の老舗。その「大三萬年堂」の新店舗として2019年にオープンしたのが「大三萬年堂HANARE」です。
13代目店主であり和スイーツ研究家としても活躍する安原伶香さんが、店に受け継がれる秘伝の味を活かしながらも和洋の境界線をこえて生み出したオリジナルメニューが楽しめます。
ペールピンクを基調としたやさしい雰囲気の店内は、漆喰の壁や和モダンな照明、ところどころに配された花々にも上品な落ち着きや女性らしさを感じます。
ひときわ目をひくのが、窓際にある小上がり。小上がりを囲むように設えた木枠には草花が飾られ秘密の花園のよう。畳の上にはちゃぶ台や座布団が置かれ、和スイーツをいただくのにぴったりのスペースになっています。
まず食べてみたいのは、秘伝のあんこをしっかりと味わえる看板メニューの「どらぱん」です。2日間かけて炊きあげたあんこは、あずきの一粒一粒の食感と、やわらかさのバランスが絶妙で、ほどよい甘みが特徴です。
どら焼きのようにあんこをサンドしているのは、米粉を使ったパン。提供の直前にトースターで温めているので、もっちり、さっくりの2つの食感が楽しめます。
あんこの上にたっぷりとのっているのは、ふんわりと軽い豆乳クリーム。塩味がきいた米粉パンに、あんことクリームをのせて、パクっといただきます。苺のフレッシュな酸味もよく合います。
「大三ぱふぇ 抹茶」は、店のロゴを抹茶のパウダーであしらった、堂々とした風格のパフェです。竹の器を使用したシンプルな見た目からは想像できないほど、店自慢のスイーツの数々が盛り込まれています。
スプーンを入れてみると、さっぱりとした豆乳クリームとふわふわカステラが。そしてその下から現れるのは、希少な黒本わらび粉を使用したもっちりとしたわらび餅。抹茶の味が濃厚で食べ応えがあります。自慢のあんこはもちろん、自家製黒糖ゼリーや抹茶アイスも入り、酒粕かりんとうのざくざくっとした食感も楽しめる贅沢なよくばりパフェです。
抹茶のほかに季節替わりで「黒豆きなこのぱふぇ」(1430円)など違うフレーバーも登場するそうです。
あんことベルギー産チョコレートを合わせた「ちょこ餡」で苺ジャムをサンドしている「あずきとかかお ~苺~」も味わい深くクセになりそうなおいしさ。ちょこ餡はなめらかで生チョコレートのようなのにあんこの風味をしっかりと味わえ、甘酸っぱい苺ジャムがアクセントになっています。
濃厚なチョコレートのスイーツとともに味わいたいコーヒーは、和菓子に合わせて特別に焙煎した「HANAREスペシャルブレンド 」(550円)をどうぞ。
コーヒー以外にも、和スイーツに合う日本茶が各種揃います。HANAREオリジナルの「玉露」(900円お茶菓子付き)をはじめ9種類。
ふだん日本茶を飲む習慣がない方も、こだわりの日本茶を試してみては。和スイーツをいろいろ楽しみたいときは、少しずつ盛り合わせた「HANARE特製 和スイーツプレート ~玄米茶付き~」(1760円)もありますよ。
かつてこの地にあった寺から水が湧き出し、徳川将軍家のお茶をたてる水として献上したことが地名の由来と伝わる御茶ノ水。お茶に合う和スイーツを楽しむのに、ぴったりのロケーションです。老舗の味を新たな組み合わせで味わうことができる「大三萬年堂HANARE」で、幸せなお茶の時間を過ごしてみませんか。

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