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体をぽかぽかにする湯めぐり散策♪和倉温泉へ出かけよう

  • 2021年1月25日
  • ことりっぷ


金沢市内から電車で約1時間。開湯1200年の歴史を受け継ぐ「和倉温泉(わくらおんせん)」は、能登半島最大の観光地です。そんな和倉温泉には、今もこんこんと湧き出る源泉の魅力を楽しめる温泉スポットがたくさんあります。おとなの休日に、のんびり足を伸ばしてみませんか?
J R和倉温泉駅から七尾バス和倉温泉行きに乗り約5分。
和倉温泉のランドマーク「和倉温泉 総湯」は、源泉100%の湯を楽しめる唯一の公衆浴場です。木造の高い天井が開放的な雰囲気の大浴場で、大きな湯船にゆっくり浸かって日頃の疲れを癒しましょう。他にも、立ち湯やサウナ、外気の涼しさが心地よい露天風呂が併設され、様々な形で温泉を楽しめますよ。
「成分が濃いためボディーソープが泡立ちにくいです。少し流してから洗ってください」と浴室内に注意書きがあるほど、泉質が濃厚な天然温泉は「塩化物泉」で殺菌効果や保湿・美肌効果があります。化粧水のようにしっとりとした質感で肌を温め、うるおします。畳の敷かれた一休みできるスペースも完備され、観光客の方はもちろんのこと地元の方々の憩いの場としても人気です。
また、総湯の入り口には和倉温泉の歴史が学べる展示スペースがあり、源泉を使った様々なオリジナル商品や湯元広場で温泉卵を作れる、卵3個入り(120円)は受付・販売棟で購入できます。旅のお土産に、チェックしてみてはいかがでしょうか。
「和倉温泉 総湯」から徒歩3分。眼前に七尾湾が広がる温泉街の中心に弁天崎源泉温泉公園はあります。かつて、海に浮かぶ孤島「弁天島」と呼ばれていたこの公園には、温泉を貯蔵する源泉場があり、湯をふんだんに活用した温浴施設がたくさんあります。
公園に入ったら真っ先に向かいたいのが、源泉が湯気を上げる手湯です。備え付けのベンチに座ってゆっくり指先を温めましょう。
手湯と向かい合うように、源泉の飲泉所があります。熱さに気をつけて一口飲んでみてはいかがでしょうか。源泉は海水のような塩辛さがあり、貧血や便秘にも効果があると言われています。
手湯の隣にある「あったかベンチ」は温泉の熱を利用して温められているベンチです。座ると腰からじんわりと暖かく、冷え性の方にも嬉しいおやすみ所です。
公園内には、和倉温泉街を見守る和倉弁天社が立ち、かつての和倉温泉の歴史を彷彿とさせる亀の甲羅にそっくりな「亀岩」や、ゆかりの詩人たちの歌碑があったりと、好奇心もくすぐられる場所です。のんびり歩いて楽しんでみてはいかがでしょうか。
温泉街のまち歩きを満喫したら、気分転換に静かな海の見える公園へ。和倉温泉中心地から、徒歩8分。芝生の広がる「湯っ足りパーク」には、七尾湾や能登島大橋を一望できる贅沢な足湯施設「妻恋舟の湯(つまこいぶねのゆ)」があります。屋形船を模したこの共同浴場は誰でも無料で利用できて、完全に屋内なので雨や雪、風の心配もなく安心して足湯を楽しめるスポットです。熱めの湯に足を入れると、ほんのりと血行が良くなり体の芯から温まります。海をのんびり眺めながら入る足湯は、気持ちも体も和らぐ素敵な時間になるのではないでしょうか。
海沿いにある温泉街「和倉温泉」の、色々な形の温浴スポットをご紹介しました。
昔から伝わる温泉パワーで、体の内側と外側から一緒に温めて免疫力も高めながら、心から元気になりたいですね。寒い冬の日だからこそ、自分へのご褒美にほっこりを体験しに訪れてみてはいかがですか。

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