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【毎日おやつ】あんずの羊羹をふんわり求肥で包んだ「玉だれ杏」/長野県

  • 2020年9月16日
  • ことりっぷ


全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は長野県の「玉だれ杏」をご紹介します。
約1400年前に創建されたといわれる東日本最大の木造のお寺、長野市の善光寺。「玉だれ杏」は、観光や参拝客でにぎわうその門前に店を構える「長野凮月堂」の名物です。善光寺詣でのおみやげとして古くから知られ、作家や著名人にも愛されてきました。
「玉だれ杏」に使われているあんずは長野県の特産物のひとつ。地元産のあんずを練り込んだ甘酸っぱい味わいの羊羹を、柔らかな求肥で包み込んでいます。羊羹の固さと求肥の柔らかさ、周りにまぶされた砂糖と長芋でできたそぼろのシャリっとした食感が特徴です。
羊羹に薄く巻かれた求肥から、あんずのオレンジ色がほのかに透けて見える重ねの色合いがうっとりするほどきれい。羊羹の甘さがしっかりしているので、1本でも満足感が感じられますよ。お茶の時間に合わせるなら、抹茶や濃い目の緑茶がぴったりです。
“善光寺 鐘きく里の あんずかな”と古くから歌われている長野のあんず。通人の好みともいわれるその甘酸っぱさを、ゆっくりと味わってみませんか。

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