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『チョコミン党』の聖地に、サブカル好きも注目!好きが詰まった京都・西陣の町家ブックカフェ「Cafe1001」

  • 2020年8月24日
  • ことりっぷ


京都・西陣の地に、『チョコミン党』の聖地として知られるカフェ「Cafe1001」があります。『チョコミン党』とは、その文字通りチョコミントを愛する人たちのこと。2年ほど前からチョコミントブームがやってきましたが、「Cafe1001」はその先駆け的な存在。チョコミント味のメニューを数多く手がけてきました。気になる聖地に足を運んでみました。
市バス「千本中立売」から一筋北に位置する一条通を東に入ったところに「Cafe1001」はあります。明治時代後期に建てられた京町家で、元は御召を織る西陣織の工房でもあったのだとか。店主の久世泰範さんは西陣の出身で、落ち着いた雰囲気でゆっくりと過ごすことのできるカフェを作りたいと物件を探していた際、この町家と出会ったのだそう。
柱や壁、梁などはできるだけ当時のものを残しているため、古き良き京町家ならではの風情を感じられます。ちなみに店名の「1001」とはお店のある千本通と一条通を合わせたもの。
今年の春で10周年を迎えた「Cafe1001」ですが、オープン当初からチョコミントメニューがあったわけではないそう。元々チョコミント好きの久世さんが大事に温めてきたレシピを満を持して出すようになったは、5年ほど前から。当初は「チョコミント!?」と驚く人も多かったそうなのですが、次第に評判が広がり、いつしか「チョコミン党の聖地」と呼ばれ、全国からチョコミント好きが集まるようになりました。
チョコミントのメニューも次第に充実し、ケーキからパフェ、ドリンクまでバリエーション豊かなメニューが誕生しました。
なかでも人気が高いのが、「チョコミントパフェ」。チョコミントアイスにグラノーラ、自家製柚子ガトーショコラ、ココアビスコッティ、ミントゼリー、塩ミントティラミスが盛り込まれた大満足のひと品です。どの層を食べてもさりげなくチョコミントを感じられるよう計算された、絶妙なバランスで具材が配置されているので、ボリューム満点のパフェも最初から最後まで美味しく味わうことができます。春には「いちごチョコミントパフェ」も登場するなど、季節の限定パフェも楽しめます。
好きなケーキとドリンクを選べる「ケーキセット」(1000円)も人気。ケーキは季節によって異なりますが、常時3種ほどが並びます。今回は特に人気が高い「クッキー&ミントレアチーズケーキ」をセレクト。チョコミントのレアチーズケーキと聞くとなにやら不思議な気もしますが、ひとくち食べて見ると、チョコミントの爽やかさとレアチーズのクリーミーさが見事にマッチ。チョコミント独特の爽快感は、ミントリキュールとミントオイルで再現されているそうで、ココアクッキーのまろやかな苦みともよく合います。
ケーキは種類も豊富で、バナナチョコミントやミントザッハ、チョコミントシブーストなど、四季折々の味が楽しめます。
店内には、久世さんが「気がついたら好きなものがそろった」というサブカルチャー系の本やポスターがいっぱい。気になる本は自由に見ることができます。
チョコミン党もそうでない方も、落ち着いた雰囲気の京町家のカフェで、ぜひゆるりとした時間を過ごしてみてください。

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