SDカードの規格にUHS-1というのがある。Ultra High Speedの略で、高速バスインターフェースを採用し、例えばこの SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-I カード 32GB は95MB/秒の転送能力を持っている。ただしカメラがUHS-1に対応していないと、効果はないので、同時に古い規格であるclassも同時に搭載している。class10というのが古い規格で最も速い転送速度を持つ。ちなみにSanDisk Extreme Pro SDHCには30MB/秒とある。ぼくがメインに使っているカメラは現在D800、D7000、OM-D、E-PL3、ZR200などだが、幸いUHS-1に対応しているようだ。UHS-1対応機種はどんどん増えるのだと思う。 高い高いと思っていたUHS-I カードだが、アマゾンで価格を調べたら、ずいぶんこなれている。国内正規品はさすがに高いが、それでも32GBが14780円、16GBで7650円、8GBなら4527円並行輸入品なら、32GBなら8550円、16GBのもので4450円、8GBなら2200円サンデイスクの従来品と比べても価格にそう差はない。 対応機種でないムービーカメラやスチールカメラでフルHDのムービーを撮る場合は、class10であることが駒落ちしないなどの点で重要だ。ムービーもスチールもという方はUHS-1でしかもclass10に対応したものを選ぶのが得策だろう。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.