オーストラリアから戻った。今回は、昆虫に関する限りほとんど何も撮れなかった。期待したタマムシにも1度しか会わなかったし、リボンカゲロウも、かなり必死に探したけれど見つからず、ダニに食われただけだった。こんなに虫の少ない地方は初めてで、蝶の少ない理由などを考えさせてくれるきっかけになったのは、良かったかもしれない。野生の花はシーズンはほぼ終わっていたが、それでもたくさんの種類の写真を撮った。
ヒメアカタテハはヨーロッパからアジア、北米まで分布する広域分布しゅだが、オーストラリアにはおらず、代わりによく似たオーストラリアヒメアカタテハがいる。
今回のSWオーストラリアは蝶は本当に少なかったが、このオーストラリアヒメアカタテハにはあちこちで出会った。日本のヒメアカタテハより飛翔は緩慢であるが、花に群れる習性は日本のものより弱く、止まってもすぐに飛んで行ってしまう。夕方に日光浴のために羽を開いて静止しているものを撮影。
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