サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

オーストラリアのヒメアカタテハ Vanessa kershawi

オーストラリアのヒメアカタテハ Vanessa kershawi
2017年11月30日

 オーストラリアから戻った。今回は、昆虫に関する限りほとんど何も撮れなかった。期待したタマムシにも1度しか会わなかったし、リボンカゲロウも、かなり必死に探したけれど見つからず、ダニに食われただけだった。こんなに虫の少ない地方は初めてで、蝶の少ない理由などを考えさせてくれるきっかけになったのは、良かったかもしれない。野生の花はシーズンはほぼ終わっていたが、それでもたくさんの種類の写真を撮った。
 ヒメアカタテハはヨーロッパからアジア、北米まで分布する広域分布しゅだが、オーストラリアにはおらず、代わりによく似たオーストラリアヒメアカタテハがいる。
 今回のSWオーストラリアは蝶は本当に少なかったが、このオーストラリアヒメアカタテハにはあちこちで出会った。日本のヒメアカタテハより飛翔は緩慢であるが、花に群れる習性は日本のものより弱く、止まってもすぐに飛んで行ってしまう。夕方に日光浴のために羽を開いて静止しているものを撮影。

関連タグ
チョウ
Olympus E-M1 Mark Ⅱ
オーストラリア区
オーストラリア
前日
翌日

お知らせ

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。