海野和男のデジタル昆虫記

ベニシロチョウの集団を望遠ズームで

ベニシロチョウの集団を望遠ズームで
2013年01月15日

 ベニシロチョウはかなり活発で,なかなか落ち着いてくれない。そんな時はまずは望遠ズームで狙うのがよいかもしれない。
 今回は12月に発売されたばかりのGH3も使った。GH3はLumixのマイクロフォーサーズ機の最高峰、写真の好きなハイアマチュアに使って欲しいとの思いが込められているようだ。
 他のマイクロフォーサーズ機とは操作性で一線を画している。ニコンやキャノンの一眼レフの操作性になれた人が,ミラーレスを使うと、違和感を感じるのは光学ファインダーがないだけではなく、メニューの扱いにくさや,瞬時に絞りやシャッタースピード、露出補正などを操作できないことにあると思う。ぼくもマイクロフォーサーズ機での不満は操作性にあった。
 GH3では操作性に関しては、一眼レフにひけはとらないと思う。ようやく、お任せモードでとるのが嫌な人が使えるマイクロフォーサーズ機が出たのだと思う。
 レンズが拡充していて、その性能は使って見るまでは分からなかったが、マイクロフォーサーズのレンズの中でも、かなり良いものもある。この100-300もその一つで、廉価版のレンズではあるが、良い写りをする。
 上はiso800で162mm、F8  1/1600,下は300mm望遠端、Iso200、F9 1/100で撮影。
この組み合わせで40%スローを使って、ビデオも撮影したので,見て頂ければと思う。
 GH3はビデオをやっている人に評判がよく、ぼくの知り合いも何人か購入された。
 セットレンズの12-35F2.8 は結構寄れて,描写の良いレンズだ。レンズは昆虫を撮る人がこれに加えるならば、マクロレンズと、この100-300だと思う。作りもそこそこ立派で高級感がある。価格がかなりこなれているのもよい。アマゾンではデジカメオンラインが100-300mm F4.0-5.6を47500円で販売している。アマゾン直売は47086円とさらに安いが,品切れになっていた。

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