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2025/05/14 16:59 ウェザーニュース
今日14日(水)の関東は一日を通して薄雲が広がり、光学現象の見られる時間帯が多くありました。太陽高度が下がる夕方になって、空の高い所に逆さ虹とも呼ばれる環天頂アークが現れています。
今日は東日本を中心に薄雲の多い一日で、朝から太陽の周囲を取り囲む光のリング「ハロ」が現れ、昼頃には地面に近い所に伸びる虹色の帯「環水平アーク」が現れました。
夕方になっても関東の上空には巻雲と呼ばれる氷の粒で構成された薄雲が残っていて、空の高い所に「環天頂アーク」が見られています。太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現し、弓なりの美しい虹色を描き出すことから、逆さ虹とも呼ばれます。
太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。
関東は今夜から明日15日(木)の朝は晴れるものの、その後は再び高い雲が増えてくる予想となっています。明日も光学現象が現れるかもしれません。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)