ウォーカープラス夏のイチオシ漫画特集!今日おすすめしたいのは、「ギャップ萌え」がテーマ!
女性が見ても「かわいくて、美人」。けれど、性別は「男」。かわいい顔から発される「女の子、一人で帰すわけね-だろ」「あぶねーじゃん」「十分女の子だし、可愛いだろ」と、オスみの強い発言に胸がギュン!となる読者が続出。「脳がバグった」「いろいろ予想外」などの反響コメントが寄せられた紫良河みあび(@akaiiii_001)さんの「気になる美少女のギャップが激しすぎた話」シリーズを紹介するとともに、創作のきっかけや本作のテーマなどを聞く。
■見た目はかわいいけど、中身はオスみが強い!男前なギャップにやられてしまう!
女でも見惚れてしまうような美人、如月光。見た目はめちゃくちゃかわいいけれど、「男の子」だった。ナンパは日常茶飯事で「触んじゃねーよ」「同じモンついてるやつに欲情してんじゃねぇよ、カス」と同性には口が悪く、「女の子一人で帰すわけね-だろ」「あぶねーじゃん」と女性には優しい。
紫良河みあびさんは、「かわいい男の子は昔から好きだった」。ただ、「見た目がかわいいのに、中身めっちゃオスみの強いイケメンみたいな子ってあんまり見たことないな」と思い、自己供給から始まった「描いてみようかな?」が制作の経緯だと話す。
「かわいいのに、カッコイイ」が本作のテーマ。そのため、主人公の如月光は「女の子っぽい目で、男の子っぽい視線を意識して描いてます」と、描き方にこだわる。また、「光は見た目こそ女の子っぽいですが、中身は真逆なので男らしい感じを言動から出すために口調を荒めに設定しました」いかに男の子っぽい言動をできるかが、本作の肝となる。
物語は光の硬派な一面が浮き彫りになるところから始まり、大学編では登場する女の子が逆に男の子っぽかったりとダブルギャップで読者を翻弄。「脳がバグる」「うん、惚れる」「実はめちゃくちゃ口が悪い設定好き」と5万いいねがつく(2024年8月7日現在)。
紫良河さんは、現在はガンガンONLINEで、何でも屋の青年のちょっと不思議なダークファンタジー「つくもの万処」を連載中。Xでは、ヤンキー×ヤンキーが本性を隠す「ギャップヤンキーの話」などの創作漫画を描く。「気になった方は、ぜひ読んでくださるとうれしいです!」(紫良河みあび)
取材協力:紫良河みあび(@akaiiii_001)