ザ・リッツ・カールトン大阪では開業27周年を記念して、1階イタリア料理「スプレンディード」にて27種のスイーツと10種のセイボリー、10種以上のドリンクを好きなだけ味わえるデザートブッフェ(平日は大人7300円、子ども3650円、土日祝は大人7600円、子ども3800円)を開催中!平日はワゴンサービス、土日祝はブッフェ台で楽しめる。
このスペシャルなブッフェに、編集部きっての甘党が潜入。全種類味わった感想やおすすめポイントなどを紹介する。
■情熱あふれる新シェフの、優雅なスイーツにうっとり
この春、エグゼクティブペストリーシェフにフレドリック・モローさんが新たに就任。ペストリーシェフとして30年以上の経験を持ち、生まれ育ったフランスをはじめ、ベルギー・日本・アフリカ・中国・マレーシア・アメリカで腕を磨いてきたそう。2009年にはアメリカ代表として、世界ペストリーコンペティションで銅メダルを獲得した経験も。
こだわり抜いて選んだ高品質の素材や旬の食材本来のおいしさを大切にしていて、ブッフェ台には淡く優しい色合いのスイーツが並ぶ。おすすめを聞いたところ、「全部!」と答えてくれたフレドリックさん。笑顔で即答する姿に、お菓子作りに対する自信や情熱を感じた。
すべてがおすすめというなかでも特にお気に入りとしてあげてくれたのが、中も外もチョコ尽くしの「チョコレートタルト」、ナッツの濃厚な香りが楽しめる「パリブレスト」、緑と白のカラーリングがおしゃれな「ココナッツムース」、しっとりした食感の「チョコレートオレンジパウンドケーキ」、フランスのパイ菓子「パルミエ」の5種類。特にパルミエはサクサクの食感と優しい甘さがマッチして、ひとつ食べると止まらなくなりそう。フレドリックさんが「デンジャー…!」と言っていたのも納得の一品だ。
今回個人的にすごく好きでぜひ紹介したいのが、コロンとした見た目もかわいい「レモンタルト」。レモンクリームのキュンとする甘酸っぱさが絶妙で、いくらでも食べたくなるおいしさ。土台のソフトなクッキーまでしっかりおいしくて、思わずすぐにおかわりしたほど大好きな一品となった。
■目の前で作られるクレープとかき氷も登場
オープンキッチンでは「クレープシュゼット」と「かき氷」が登場。フランスの伝統菓子である「クレープシュゼット」は、もちもちの生地にオレンジリキュールを使用したソースをたっぷりかけて仕上げる。オーダー後プロが目の前でフランベする様子は、写真や動画で撮影必至。
その場で作られるかき氷はパッションフルーツのソースがさわやかで、デザートブッフェのシメにもピッタリな一品。
洋風のスイーツだけでなく「胡麻団子」「マンゴープリン」「抹茶あんみつ」など、中国料理や日本料理からもラインナップしているところも、今回のデザートブッフェの魅力のひとつ。これは和洋中4つのレストランを備えるザ・リッツ・カールトン大阪らしさを表現しているのだとか。
■魅力的なセイボリーにも注目を
甘いものだけでなく、10種のセイボリーも見逃せない。チーズと黒コショウをしっかり効かせた「マリトッツォ カチョエペペ」やお出汁の風味にホッとする「雲丹の茶碗蒸し」、程よいサイズの「ロブスターロール」など、個性豊かなメニューがそろう。
セイボリーははっきりとした味わいのものが多いので、優しく優雅なスイーツとのコントラストも抜群。交互に味わって甘さとしょっぱさの無限ループを楽しむもよし、お気に入りを何度もおかわりするもよし。非日常的な空間で、優雅なひと時を楽しんでみては。
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