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きかんしゃトーマス号は今年で10周年!大井川鐵道が「DAY OUT WITH THOMAS(TM) 2024」運転日を発表

  • 2024年4月16日
  • Walkerplus

SLの動態保存に努める大井川鐵道(静岡県島田市)が、「きかんしゃトーマス」の意匠をまとった蒸気機関車「きかんしゃトーマス号」を運行するイベント「DAY OUT WITH THOMAS(TM) 2024」の開催を決定したことは既報の通り。いよいよ詳細な運転日のスケジュールが確定し、乗車チケットの受付もスタートした。運転開始から10周年を迎える「きかんしゃトーマス号」となかまたちは、次なる節目に向け新たな取り組みに挑戦する。

■運転区間の復旧と新たな乗降ポイントの増設により、乗車パターンが増える
2022年秋の台風被害により、一部区間を運休していた大井川鐵道だが、昨年(2023年)10月より不通区間の一部が再開。これに伴い、新金谷駅から家山駅間に縮小されていた運転区間が、新金谷駅から川根温泉笹間渡駅間へと約3キロにわたって拡大することとなった。

たった3キロ?と思うなかれ!この3キロの区間には、大井川本流を渡る絶景ポイントが含まれる。「きかんしゃトーマス号」が大井川本流をまたぐのは、およそ2年ぶり!さらに、今まで乗降を取り扱っていなかった家山駅が、復路に限り乗降可能となった。これを受け、「きかんしゃトーマス号」は乗車パターンが3通りに増える。

オーソドックスなのが、新金谷駅を出発し、川根温泉笹間渡駅、家山駅を経て折り返し、新金谷駅に戻る“往復完全乗車”パターン。団体・ツアー設定に便利なのが、新金谷駅を出発し、川根温泉笹間渡駅を経て、家山駅まで辿り着く“家山降車”パターン。さらに、家山駅から新金谷駅までの“家山→新金谷ショート乗車券”パターンも利用できる。

■トーマスやなかまたちをより身近に感じられるさまざまな施策に注目!
「DAY OUT WITH THOMAS(TM)」の見どころは、「きかんしゃトーマス号」の走行だけにあらず!きかんしゃトビー号やバスのバーティー、ウィンストン、とくしゅしょうぼうしゃのフリンに、2かいだてバスのバルジー、そしてパーシー、ヒロ、ジェームス、ラスティー、いたずら・いじわる貨車といった、多彩ななかまたちとのふれあいも醍醐味だ。

今年から「きかんしゃトーマス号」の車内アナウンスが一新されるほか、新金谷駅で開催されるトーマスフェアの会場内ではトーマスとなかまたちの声が響き渡る演出も追加される。

トーマスフェア会場(新金谷駅)には、ウィンストンとフリンが移設され、同駅売店プラザロコ内にトーマスの大型プラレールコーナーが新オープン!フェアは入場料が1名400円(5歳以下無料、購入当日に限り有効、再入場可)で、入場時間は9時から16時。転車台での転向作業の見学に、手まわしトロッコやバッテリーカーなど、たくさんの遊具が大集合する。

往路はバスのバーティーや2かいだてバスのバルジーに乗り、復路を「きかんしゃトーマス号」に乗車するプランや、きかんしゃトビー号で大井川鐵道井川線の千頭駅と奥泉駅を往復しつつ川根温泉ホテルに宿泊したり、ランチバイキングで腹ごしらえしたりできるプランなど、多彩なツアーもたっぷり用意されているので、出発地や行程、日程を確認してみて。

また、トーマスフェアのサテライト会場が設置される千頭駅では、継続してヒロ、パーシー、ジェームスが、大井川鐵道井川線の川根両国駅構内ではラスティー、いたずら・いじわる貨車が、それぞれ静態展示されている。トーマス号以外のアクセス方法を利用して、ぜひ会いに行きたい!

■「DAY OUT WITH THOMAS(TM)2024」の日程とチケット購入方法をチェック!
「きかんしゃトーマス号」の運転日は、2024年6月8日(土)から12月25日(水)までの期間のうち、合計105日間。絶好の行楽シーズンとなる7月・8月は、1日あたり3往復の運転を行うので、時間調整しやすいはず!2かいだてバスのバルジーを除く、バスのバーティーときかんしゃトビー号の運転日もすでに決定しているので、「きかんしゃトーマス号」の運転日程と合わせて、運転日カレンダーをチェックしておこう。

「きかんしゃトーマス号」の乗車チケットは、ローソンチケットによる抽選エントリー販売のほか、アソビューにて販売を行う。バスのバーティーのツアーは、大井川鐵道公式サイト、または大鉄アドバンスツアーサイトから申し込みを受付中。2かいだてバスのバルジーについては運転日が決まり次第、大井川鐵道公式サイトにて詳細が発表される。きかんしゃトビー号の乗車チケットは、アソビューと大鉄アドバンスで予約を受付中で、運転日当日に空席がある場合のみ千頭駅にて当日券の発売が行われる。また、ホテルやランチバイキングを行程に含む、きかんしゃトビー号に乗車できるツアーについては、詳細が決定次第、大井川鐵道公式サイトにて発表予定……と、少々ややこしいので、このあたりは大井川鐵道の公式サイトでじっくり確認&検討してみてほしい。

おととしの台風15号で甚大な被害を受け、一時は全線運休の憂き目に遭った大井川鐵道。「DAY OUT WITH THOMAS(TM)2024」は、「きかんしゃトーマス号」の世界観を楽しませてくれる盛大なイベントであると同時に、大井川鐵道を支援できるまたとない機会でもある。時間をかけて復旧していく様子をその目で確かめ、全線復旧に向けて応援を続けよう!




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(C)2024 Gullane (Thomas) Limited.

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