2024年4月1日に開催されたバンダイナムコグループ合同入社式では、新入社員に向けたスペシャル企画「入社おめガシャポン」が実施され話題となった。
近年ガシャポンは、新入社員が属するZ世代のトレンドに上がるなど注目を集めており、今回の企画はエンターテインメント企業グループとしてもっとワクワクさせたいという思いから誕生したという。
当日は、各グループの社長からのお祝いメッセージを掲載したガシャポン自販機が100面以上並んだ「ガシャポンの花道」で新入社員をお出迎え。その後、バンダイナムコホールディングス代表取締役社長による新入社員に向けたスピーチでは、高さ約2メートルのガシャポン自販機が登場し、働くうえで大事にしている座右の銘をテーマに、回したカプセルから出てきた言葉にまつわるエピソードを話した。
そして、入社式終了後には、サプライズとしてこの日のために制作した「おしごとの推しことばガシャポン」を新入社員にプレゼント。「おしごとの推しことば」とは、働くうえで大事にしている言葉やモットーのことで、バンダイナムコグループで働く社員から集めた言葉をアクリルチャーム化し、ガシャポンにした。「突き破り創り出そう!」「まず、やってみよう!」「“おもしろいを作る”って超幸せ!」「ひとりでは勝てない。チームで挑もう!」など全17種が用意された。
先輩社員からのサプライズに新入社員は「え!すごい!」「いつの間に!」と驚いた様子。さっそく「おしごとの推しことばガシャポン」を回すと、近くにいる同期と見せ合ったり、一緒に写真を撮ったりと楽しんだ。新入社員からは「先輩の意思を受け継いで、これから仕事に励んでいきたいです」「先輩方の言葉はとても心強く、これからの心の支えになると思います」といった感想が寄せられ、サプライズは大成功に終わった。
本企画について、バンダイの担当者は以下のようにコメントした。
「入社式は、新入社員のハレの日であり、当社にとっても新たな仲間を迎え入れる大事な日です。エンターテインメント企業グループとして“もっとワクワクしてもらえたら”という思いから、ガシャポンを活用した『入社おめガシャポン』の企画がスタートしました。ガシャポンの中身はグループ社員へのヒアリング、グループ各社のスローガンなどの言葉から、仕事に向き合う姿勢や想いを『おしごとの推しことば』として17個選びました。ガシャポンによってランダムに出合った言葉が、期待と不安に胸を膨らませる新入社員の支えとなったり、新入社員同士や先輩社員とのコミュニケーションのきっかけとなったりしたら、という願いを込めています。新入社員の皆さんには、今日の緊張感とワクワクドキドキをエネルギーに変えて、お仕事に向き合ってもらえたらうれしいです」