コロナ禍を経て“週末の隙間時間”の過ごし方は多様化。その魅力が再認識されたもののひとつとして「家にいる時間を楽しめる」「一人で没頭できる」プラモデルに脚光が集まっている。
今回、誰でも気軽に参加できるノンジャンルのプラモデル展示会を開催するトップモデラー・n兄さん(@n_blood7)にインタビューを実施。展示会のコンセプトやプログラム、その見どころについて話を聞いた。
■圧巻!「GBWC」世界大会2位のキュベレイも展示
――粉模展2の開催に至った経緯を教えていただけますか?
【n兄さん】ネットで知り合ったKONAさんを中心に、若い人向けの展示会をやろう思いスタートしました。
――今回の展示会のテーマやコンセプトを教えてください。
【n兄さん】誰でも気軽に参加できるノンジャンルのプラモデル展示会を目指して始めました。展示方法やジャンルなども個性を尊重したものとしています。
――参加するモデラーにどのような体験や学びを提供したいと考えていますか?
【n兄さん】オフ会の様な気軽に親睦が深められる「趣味を通じた交流」を目指しています。プラモ製作って孤独になりがちなので、モデラー同士の“潤滑油”となれるような交流の場にしたいです。
――展示会でのプログラムやイベントについて教えてください。
【n兄さん】展示会は11時から一般公開としています。展示会の中で開催されるコンペ(ガンダムSEEDコンテスト)の順位発表や優秀な作品に贈られる特別審査員賞や敢闘賞、メーカーさんからの協賛特別賞などの授賞式が午後4時から発表される運びとなっていまして、その後、閉会となる6時までは自由観覧の形で進行します。
――今回の展示会で注目すべきプラモデルや展示物はありますか?
【n兄さん】全体的に若い人の参加が目立つので、20代や30代の人達が欲している模型像の様なものがぼんやりとですが視認化されると思います。作品数は1000を超えてくると思いますので見ごたえ十分かと。
――展示会の見どころも教えてください。
【n兄さん】見どころは、凛パパさんが製作した「GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 10th TOURNAMENT」の世界大会決勝OVER-21コースで2位となったキュベレイと、ガンダムリンドブルの展示になります。大きなジオラマ展示になりますので、舞台装置含め2体が並ぶ様をぜひご覧ください。
■粉模展2
日時:2024年3月24日(日)
会場:東京北千十駅丸井10階シアター1010
時間:会場11時オープン~18時閉会
※入場無料の模型展示となります。
取材協力:n兄さん(@n_blood7)