今年でデビュー35周年を迎える、ポチャッコ。2023年の「サンリオキャラクター大賞」では4位を獲得したあのポチャッコが、何やら楽しいユニットを組んでいるとのこと。その名も「はぴだんぶい」。気になるメンバーや結成理由を聞くと、じぃ～んとくるものが。
■メンバーは79年～93年、全力で走り続けてきたキャラクターたち
「はぴだんぶい」とは、「ハッピーになりたい男子たち、V 字回復をねらう」という意味を込めたユニット名で、2020年1月31日に結成された。メンバーは、人気ランキングを発表する「サンリオキャラクター大賞」で5回連続1位獲得の経験を持つポチャッコ、タキシードサム、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸、ハンギョドン、あひるのペックルの、個性あふれる6人の男のコ。
実は、この6人の男のコには共通点がある。それは80年代～90年代に一世を風靡するほど大活躍をするも、2000年ごろから登場したシナモロールなどのキャラクターに人気を押されて影が薄くなってしまったという、ちょっぴりトホホな経歴の持ち主なのだ。
■「はぴだんぶい」は、キャリア30年以上のベテラン集団！
しかし、そんなことで腐る彼らではない。人気が下火になってきても、新たなグッズ発売がなくても、顔を上げ、前を向いて、「サンリオピューロランド」で活動を続けてきた。「はぴだんぶい」を結成後は、バンド活動やダンスパフォーマンスでSNSを大いに湧かせている。人気もV字回復中で、2024年の「サンリオキャラクター大賞」でも各キャラクターの順位が注目されている。ひたむきに活動する6人の男のコたちが発信するのは、(売れて売れなくても)「君は君のままで、きっとうまくいく」というメッセージ。昭和、平成、令和と、まさに時代をまたいで活動するキャラクターたちの胸アツなメッセージにお父さん世代も涙を禁じ得ない……はず！
■親子3世代に愛されているポチャッコの魅力を再発見する記念イヤーに
そんな「はぴだんぶい」のメンバーはとても仲よし。メンバーの一員のポチャッコは、2月29日が誕生日だが、うるう年ではない年でも前日の2月28日にみんなにお祝いしてもらえるようになった。
そして、35周年限定デザインのポチャッコは、初期デザインと同じ洋服を着ていない姿や、濃い赤のリボンもおしゃれなアクセントに。ポチャッコ35周年＆誕生日であるうるう年の2月29日(木)には、そんな限定デザインのポチャッコの付録付き「ポチャッコのわくわくMOOK」が誕生するそう。ポチャッコのKAWAIIがギュッと凝縮し癒やし効果も満点。もちろん「はぴだんぶい」のメンバーもお目見え！
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文＝平川恵
