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「感謝=偽善」とイキっていた中学生…成長しアルバイトを始めたら「ありがとう」の虜に?【作者インタビュー】

  • 2024年2月13日
  • Walkerplus

「専門学校JK」や「人見知り専門家庭教師 坂もっちゃん」などの作品で知られる漫画家・ぬこー様ちゃん(@nukosama)さんが、自身のレジ接客経験を絵日記漫画にした「一度は接客業を経験したほうがいい理由がこちら」。X(旧:Twitter)に投稿されると、数多くの「いいね」に加えさまざまな反響が寄せられた。今回、作者のぬこー様ちゃんさんに本作について話を伺った。


■「お金の渡し方が雑な人や、タメ口の人はちょっと…と思うところがあります」

「無言立ち去り派」だった青年が、コンビニでアルバイトを始め感謝される心地よさを知るまでを描いた本作。接客業を経験した読者などからは共感のコメントが多く集まった一方、「スタッフ側だけどドライの方が助かる」「無言即去りも正解ではある」という意見も上がった。

作者のぬこー様ちゃんさんは、本作への反響について「賛同コメントがたくさんあって安心しました。やはりありがとうは世界を救う。そう思いました」と率直な思いを明かす。また、自身がアルバイトを始めた当初は、「とにかく楽なバイト先を探してましたので、きっとドライな客を求めてたと思います!」と、店員としてもドライなスタンスだったそう。

「ありがとう」と声をかけてくれるお客さんの中には、見た目などの先入観ではとても言わなそうな人もいたそうで、「ヤンキーっぽいお客さんやコワモテのおじさんにお礼言われたとき、ギャップで感動しました。人間見た目で判断したらあかんと思いました」とコメント。実際に体験しないと身にしみてわからないことを、レジでのやり取りから感じた様子。

そんなぬこー様ちゃんさんは、店員の立場から「かつての自分」のようなお客さんをどう見ているのだろうか。「無言で去るくらいは全然いいと思うんです。けど、お金の渡し方が雑な人や、タメ口の人はちょっと……と、思うところがあります。せめて対等の関係であってほしいです」とのこと。自分の店員さんへの態度はどうなのか、本作を通して考えるきっかけにしたい。



取材協力:ぬこー様ちゃん(@nukosama)

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