サイト内
ウェブ

突然フラれた彼とやり直せると思っていたのに…。「これからも友達として繋がっていられたら嬉しい」の返事にショック【作者に聞いた】

  • 2024年2月12日
  • Walkerplus

SNSでソロ活や体調不良など、30代のリアルな日常を漫画で綴るみくるべさん(mikurube_manga)。なかでも34歳で初めてできた恋人に突然失恋し、そこから立ち直るまでの日々を描いた漫画は、読者から大きな反響があった。

コミックエッセイ「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」は、当時の心境をより詳しく描いた作品。彼との出会いやこじらせた片思い期間、そして現在思うことなどを、お届けする。

今回は、彼氏のケンジ君から「2週間前に好きな人ができた」と突然フラれたみくるべさん。あまりにも呆気ない別れが信じられずメッセージを送るが、返ってきた言葉はショックなものだった。

■復縁したかったのに、友達としてしか繋がる選択肢がなかった
別れ話の翌日、「これで終わりなんて絶対嫌だ」と率直な気持ちを綴った長文のメールを送信。これはまだやり直せると思っていたから送ったのだろうか。

「自分にとって突然すぎたので、やり直せると思っていました。最後の通話でもケンジ君がずっと泣いていて自分の気持ちを伝えきれなかったので、爆発して送ってしまいました」

だがケンジ君から返ってきたのは、「これからも友達として繋がっていられたら嬉しい」という言葉。この返事を見たときの正直な気持ちを聞いてみた。

「私から、『縁が切れるのは嫌だ』とメッセージを送りました。復縁をしたいという意味だったのですが、友達としてしか繋がる選択肢がないのがショックでしたね…。自分はまだ好きなのに、相手の恋を応援する友達には絶対なれないと思いました」
■恋愛経験ゼロのとき、フラれた後輩にかけた言葉に後悔
失意のなか一緒に暮らす家族に、フラれたためケンジ君の元へ行くことは中止になったとできるだけ明るく伝えたみくるべさん。失恋後の家族の言葉や反応で、特にありがたかったのはどのようなものだったのだろう。

「失恋直後、何もできずに寝てばかりいましたが、そっとしてくれていました。そもそも自立できていない私が、年齢差や遠距離の問題を抱えたままでうまくいくのか、ずっと心配してくれていたそうです。それでも失恋するまで静かに見守ってくれたことが、一番うれしかったです」

失恋の痛みでベッドから動けず、食事も喉を通らず、数日経つ頃には涙も出なくなったそう。そんななかふと思い出したのは、昔懐いてくれていた後輩のこと。3年付き合った彼氏に「バイト先の女の子が好きになった」とフラれた後輩に当時恋愛経験ゼロだったみくるべさんがかけた言葉は、「ほかにもいい人いっぱいいるって!元気出しな~」だった。自ら「最低最悪」だと振り返るこの思い出を漫画にした理由を聞いてみた。

「今まで失恋した人になんて声をかけたらいいのかわからなかったので、いざ自分が失恋してはじめて、最悪の対応をしてしまった!と思い出したんです。本人にはもう伝えられませんが、懺悔の気持ちから絶対に描こうと決めていました」

失恋からすぐには気持ちを切り替えられず、悲しみのなか過ごしていたみくるべさん。そんななか応募した仕事について面接の連絡が届く。「絶対にフリーランスで成功してフったこと後悔させるくらいの女になる!」と決意をするが、ここから立ち直ることはできるのだろうか?自身の体験を赤裸々に描く漫画を、今後も楽しみにしてほしい。

取材・文=石川知京

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.