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SNSやブログで活躍中の長谷川ろく(@hasegawa_roku)さんが描く、2匹の兄妹猫、ジョナくんとサンちゃんの日常漫画で、2022年9月に書籍化もされた「こねこのドレイ」。その愛らしい姿にメロメロになる読者が続出している。ウォーカープラスでは、本作を一部抜粋し、長谷川さんのコメントとあわせてお届け。
今回のテーマは「女優スイッチ」。
飼い主の作業中でも遠慮なく「こっちにきてなでて―!」と元気よく鳴きながら長谷川さんを呼ぶサンちゃん。長谷川さんが「お静かに‼」と言うと、さっきまでとは打って変わってきゅるきゅるな目で悲しい表情に…名女優を思わせる仕草にイチコロの長谷川さんは、すかさずサンちゃんをなでなで。
「なでてー!」コールにはどうやらルーティンがあるようで、「まず風呂場方面のドアが開いていない場合、そこで『開けて―!』と強く鳴いて、そのあとに風呂場方面から『なでてー!』ですね」とサンちゃんのこだわりを教えてくれた。なでてほしいサンちゃんと動きたくない長谷川さんの攻防は「感覚的には20分くらいは続いたことがあると思いますが…今度計ってみます!」とのこと。お互い辛抱強い!
また、愛され術が光るサンちゃんについて、「サンは『布団はみ出術』という術を習得しているようなのですが、体の一部がなんかちょっとだけ布団から出ているんですよね。それがなんとなくかわいいを演出していて、演技派だな~と思います」。ちなみに、ジョナくんについては「全然やりませんので、未習得なのでしょう。ジョナはなでてほしいとき、すごい目の前で待機します。それでも聞き分けがいいので、ダメとわかるとそこで箱を作ってなでてもらえるまで待ちます!」とのこと。2匹の性格の違いも垣間見えた。
長谷川さんと、どうやればわがままが通るか本能で理解している2匹猫のサンちゃん、ジョナくんの日々の中に、いろいろな“駆け引き”があるのだろう。
文=澤田麻依