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【AKB48・岩立沙穂、駅弁極めます。】さっほーは“緑色のものから食べる派”?ファンからの質問に回答して駅弁愛が炸裂!

  • 2024年3月1日
  • Walkerplus

アイドル界きっての駅弁好きとして知られる、「さっほー」ことAKB48の岩立沙穂さん。食べた駅弁をこまめに記録したり掛け紙を収集するだけでなく、食育をテーマにした舞台に出演、駅弁好きが高じてフードコーディネーターの資格を取得するなど、まさに“駅弁マニア”だ。

そんなさっほーが、ウォーカープラスで“駅弁愛”を炸裂させる連載「AKB48・岩立沙穂、駅弁極めます。」が始動!第1回は、事前にファンから募った「駅弁に関する質問」に次々と答えていく。今、さっほーが思いを寄せる“推し”の駅弁とは?

――最初の質問です!「岩立さんの好きな駅弁トップ3は?」

「それぞれ魅力があるので、実はあまりランキングを付けていなくて…。お気に入りその1、その2、という形でよければ。でも、海鮮ばっかりになっちゃうかもしれません(笑)。今、パッと頭に浮かんだお気に入りは、富山県富山駅などで手に入る、ぶりかまがドーンとのった『ますのすし本舗・源』の冬季限定駅弁『ぶりかまめし』、ちらし寿司のように華やかな『池田屋』の『越後長岡 海鮮花火弁当』、あとは『金亀館』(きんきかん)の『飛騨牛しぐれ寿司』かな?中でも『ぶりかまめし』は何度も食べています」

――なるほど。「ぶりかまめし」は、ぶりの釜めしではなく、ぶりかまがのっているんですね!では、質問2つ目。「これまでいくつの都道府県の駅弁を制覇できた?」

「去年数えたんですけど…いくつだっけな~(笑)。コロナ禍で自宅にいなくてはいけなかったときに、『やれていなかったことをやろう!』という感じで、収集していた掛け紙(弁当を包む飾り紙)を全部ファイルにまとめたんですよ。(スマホで確認すると)奈良県、和歌山県、 島根県、香川県、愛媛県、高知県、宮崎県のはまだ食べられていなかったです。あと、いま沖縄県はたぶん駅弁自体ないのですが、沖縄も。なので、あと7カ所食べられたら制覇ですね。このあたりの駅弁を食べるのが今後の目標です!」

――それでは3つ目。「リピートしたい駅弁は?」

「ずっと密かに思っているのが、新潟県の『三新軒』の『鮭の焼漬弁当』。秘伝のタレにひと晩漬け込んだという焼鮭が入っているんです。『新潟のお米がおいしい』っていうのも、これを食べたときに改めて感じました。すじこが入ってるところもテンションが上がります!豪華とかオシャレとか、そういう感じではないんですが、素朴な感じで。私はそれがすごく好きで、また食べたいなって思っています。そしてやっぱり海鮮が入っていますね(笑)」

――たしかに(笑)。では4つ目!「スタッフさんから『今度、楽屋のお弁当に駅弁を注文するのですが…』と助言を求められたら、どの駅弁をおすすめしますか?」という質問です。

「やっぱり、コンサートのときとかに差し入れでいただくことも多い『崎陽軒』はおすすめしたいです。あと、東京・阿佐ヶ谷の有名焼肉店『SATOブリアン』が監修した『ウニのせ焼肉弁当』!濃厚な蒸しウニが牛肉の上に乗っているんです。楽屋でウニが食べられるなんて、すごくテンションが上がると思います」

――5つ目は、「もし駅弁をプロデュースできたら、どこの駅でどんなメニュー、どんな器で、どんな掛け紙、どんな価格の駅弁をプロデュースしたいですか?

「“幻の駅弁”と呼ばれていた、群馬県高崎駅限定の『上州の朝がゆ』が今はなくなってしまったので、復活させたいんですよね。私は神奈川県出身なので、横浜中華街になぞらえて『中華がゆ弁当』なんてどうでしょうか?ホタテが好きなので、ホタテのお出汁は使いたいですね。おかゆなので器は深みのあるものにして、掛け紙にはホタテのキャラクターをデザインしたいです。滋賀県草津駅の『忍者弁当』みたいな、親しみのあるキャラクターを。そこに点心を付けて、1100円!これなら、みなさん買ってくれるかな?現実的な価格ではないでしょうか?」

――この連載で、今後、岩立さんプロデュースの駅弁も企画できるといいですね!では6つ目。駅弁初心者からの質問です。「初心者向けに『これだけは絶対に食べてほしい!』という駅弁はありますか?」

「鮭が入っているお弁当は大体みんなが好きそうですよね、王道な気がします。東京駅の『駅弁屋 祭 グランスタ東京』で、どの時間帯に行っても購入しやすい『こぼれイクラととろサーモンハラス焼き弁当』がおすすめです。人気の駅弁なんですよ」

――7つ目の質問は「駅弁を食べるときの飲み物にこだわりはありますか?」です!

「お茶が好きなんですけど、特に普段から好きなほうじ茶を選びたいですね!」

――8つ目。「岩立さんが思う駅弁の魅力とは何ですか?」

「その土地その土地ごとでメニューが違ったり、個性があったりするので、『駅弁を食べれば日本を食べ尽くせる』というところなんじゃないかなと思います。コンビニ弁当などの定番おかずもいいのですが、さらにひと工夫されているところが魅力的です」

――9つ目。「駅弁を好きになったきっかけ」と「最初に食べた駅弁」を教えてください。

「最初の駅弁は正直覚えていないのですが、きっかけは家族ですね。家族で旅行に行くときは、新幹線や車で移動することが多かったんですけど、そのときから習慣として『まず東京駅でお弁当を買ってから行こう』っていう。家族が旅好きなんです!」

――10個目。「今まで食べた駅弁の中で一番高価だったものは?」

「駅弁大会で食べた、九州駅弁グランプリで優勝している『カイロ堂』の『佐賀牛弁当』で1620円。ちょっと贅沢したなって思いました(笑)」

――11個目。「今までで最も驚きを感じた駅弁は?」

「生卵が入っていた『淡路屋』の『あっちっち但馬牛すきやき弁当』です!紐を引くと蒸気の力で温まる加熱式駅弁なのですが、卵だけうまいこと温まらないようになっていたんです。半熟卵ならよくあると思うんですが、生卵。わくわくしました!」

――12個目。「東京ならではの駅弁ってあまり印象がないのですが、おすすめはありますか?」

「あさりが乗った深川めしの『深川弁当』とか、昔ながらのチキンライスや唐揚げが入った『チキン弁当』は、『東京!』という感じがあります」

――13個目。「四季ごとに『この季節にはこれが一番!』という駅弁はありますか?」

「春は、鶏そぼろ、卵そぼろが入ったカラフルな色合いの、名古屋駅(愛知県)の『天下とり御飯』。春のおでかけによさそうです。夏は、今はなくなっちゃったかもしれないのですが、めかぶ、アワビ、ウニ、イクラをのせたご飯に、シソ入りのあんをかける『あんかけいちご煮丼』。暑い季節でもさらさらっと食べられるなと思いました。そして、秋はキノコのイメージがあるので『九頭竜まいたけ』をふんだんに使った福井県の『まいたけ弁当』。素材の味を楽しめるお弁当でした。冬は、先ほど話してしまいましたが、冬季限定の『ぶりかまめし』です」

――14個目。「白米が大好きな岩立さんが今までに食べた中で、どの駅弁の“ご飯”が最高だった?」

「こちらも、先ほど話した新潟県の『鮭の焼漬弁当』と…。あとは、大洗駅(茨城県)の『日の丸弁当』です。見た目はご飯と梅干だけという、ザ・日の丸弁当状態なのですが、ご飯の下に鶏のそぼろが隠れているんですよ。お米好きとしては、混ぜご飯とかよりも、白ご飯がうれしいですね。ご飯多めのお弁当も大歓迎です!」

――15個目。「今一番食べたい駅弁は?“どこでもドア”があったら、どこへ行ってどの駅弁を食べたい?」

「どこでもドアがあるなら、九州へ行きたいんだよな~。今一番食べたい駅弁は、JR九州の観光列車『ふたつ星4047』で車内販売されているお弁当。京王駅弁大会で販売されていた1段重バージョンは食べたのですが、ちゃんと2段重の『特製ふたつ星弁当〜佐賀牛二段重のり弁〜』が食べてみたいなって。お肉とかがもう、絶対にいいお肉ですごいクオリティ。できるなら本場で食べたいなって思います」

――16個目。「駅弁にもジャケ買いってありますか?あったら、最近ジャケ買いした駅弁を教えてください」。

「2つの駅弁で迷ったら、掛け紙で選ぶときはあります。最近、掛け紙がほしいなと思って買ったのは、金沢駅(石川県)の鉄道150年を記念した駅弁『北陸めぐり』。レトロなデザインに惹かれたのですが、中身も本当においしかった。カニ、サバ、ホタルイカ、白エビなど、海の幸がそろっていました。お酒にも合いそうですよね」

――17個目。「『私は“ビジネス駅弁ファン”ではない!』ということが伝わるようなエピソードや熱い想いを聞かせてください」。

「う~ん、なんでしょう。そもそも最初は、駅弁がこんなに自分の趣味になるとは思っていなかったんですよね。それまで食べた駅弁の掛け紙も全部捨てちゃってたんですけど、あるときから写真で残すだけではなく、記念になるから毎回集めようと思って収集を始めました。それを、北海道から順番に並べて『なるほど…』みたいなこともしたりして(笑)。子どものときから家族の影響で食べてきましたけど、時代によって進化しているなというのもひしひし感じています。そして、みなさまにも駅弁の楽しさを知ってもらいたいなと思っています」

――お次は、少し真面目な質問になるかもしれません。18個目は「マナーとして、駅弁を食べる場所はどこまでセーフだと思いますか?」

「駅弁に限らず、お弁当を食べる場所のマナーってあるじゃないですか。だから駅弁でも、それは変わらないと思います。新幹線の乗り場に売っているものは、新幹線では気にせず食べたらいいと思うんですけどね。でも、加熱式でにおいが広がりそうなものは、激混みだったら食べないかもしれないです(笑)」

――19個目。「駅弁の失敗談はありますか?」

「江ノ電のコラボ駅弁を買いに、神奈川県鎌倉市のお店まで行ったことがあるんですけど、完売していました。平日、用意されている個数が少なかったというのもあるのですが、リサーチせずに行ってしまって…。もっと遠い場所だったら、もっとダメージが大きかったですね(笑)。リサーチして、事前に予約できるならしたほうがいいと思います!」

――20個目。「AKB48のお仕事をされるなかで、駅弁に関するエピソードなどがあれば教えてください」。

「最近は行けていないんですけど、握手会で各地に行くときなどに集合時間より前に現地に入って、駅弁を選んで、それからみんなと合流して…というのをしたりしています。あとでメンバーからは『今日は何買ったの?』って声を掛けられたりしますね。それで、みんなが寝ているときなどに、ひとりで食べていたりします(笑)」

――21個目。先ほどは駅弁初心者向けの回答をいただいたのですが、今度は上級者にも向けて。「『これを選んでおけば間違いない!』という駅弁があれば教えてください」。

「自分の鉄板でいうと、新津駅(新潟県)の『のどぐろ天麩羅と海老づくし弁当』です。ただ、終売の可能性があるのですが。日本海の魚、のどぐろの天ぷらや、海老のしんじょ揚げが入っています。あとは、郡山駅(福島県)の『海苔のりべん』。おかかや昆布の佃煮、卵焼きや焼き鮭が入った王道の駅弁です!」

――22個目。「復刻してほしい駅弁はありますか?」

「駅弁って気がついたら終売しているということが多いので、復刻してほしいものはいっぱいあります。新潟県の『ぶりかつ弁』は、復刻されたらうれしいですね~。たれカツ(薄めのトンカツを甘辛い醤油だれにくぐらせたカツ)の、ぶりバージョンです」

――23個目。「『明後日から駅弁を食べちゃダメ!』と言われたら、最後に食べたい駅弁は?」

「え~!食べちゃダメって言われるんですか?明後日からってことは、『明日が食べ納め』ってこと?え~…、でも選べないな。究極すぎません?今まで食べておいしかったものか、全く食べたことないものか…。それで言ったら、今まで食べておいしかったものを選ぶかも。おいしいのを食べて終わりたい(笑)。明日いっぱい食べて納めるってことは、いっぱい買い占めますね。その条件だったら重たいものはいっぱい食べられないから、お肉じゃないほうがよさそう。でも、岐阜県高山市の『飛騨牛しぐれ寿司』だったら酢飯だからいけるかも(笑)。

それか、最後は贅沢したいから、逆にドドンと『荻野屋』の『峠の鳥もも弁当』。クリスマスみたいな、丸々とした骨付きの鳥もも焼きが入っているんです。今調べたら、1日3個限定って書いてありますけど、もう泣きながら買いに行きましょう。『私にください。これで最後なんです』って(笑)」

――一見、シンプルな質問に思えましたが、ストーリー性のある回答ありがとうございます!そして、24個目の質問は「崎陽軒のシウマイ弁当を食べるときのこだわりは?」

「私はサブのおかずからいっちゃいますね。メインを残したいタイプなのかも。あと、自分のこだわりなのですが、“緑のものから食べ始めたい”というのがあります。『崎陽軒のシウマイ弁当』で言うと、グリーンピースなんです。だからたぶん、グリーンピースが上にあったらグリーンピースを食べて、なかったら切り昆布&千切り生姜を食べます。昆布はもともと緑だったんじゃないかなって(笑)。そして、次にご飯に行きますね」

――最後の質問です!「通販駅弁のおすすめは何ですか?」

「今はないかもしれないのですが、冷凍駅弁として届く『肉のふがね』の『岩手短角牛やわらか煮弁当』がおいしかったです。柔らかく煮込んだ岩手短角和牛の肩肉が入っていました。お弁当の取り扱いがなくなっていたとしても、『肉のふがね』のオンラインストアではコンビーフやハンバーグなども買えるのでチェックしてみてください!」

連載第1回から、駅弁においての知識と経験を披露し、駅弁愛を爆発させたさっほー。ファンからの質問も鋭いものばかりで、真剣に答えようと時折考え込んだり、笑顔でスマホにある膨大な記録を見せてくれる姿が印象的だった。第2回もお楽しみに!

取材・文=平井あゆみ、撮影=大西二士男

※記事内に登場する駅弁の販売情報については各公式サイト等をご確認ください。

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