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「笑って読んでたのに」「やば、いい話すぎる」笑えるのに悲しくて泣けてくる展開に「マジか…マジか…!!」の声【作者に聞く】

  • 2024年1月31日
  • Walkerplus

「どうも。はじめまして!ナビさんです」。1カ月ちょっと前のある日、主人公の車のカーナビが勝手にしゃべり出した。カーナビいわく、アップデートされて最新版の対話機能付きナビになったとのこと。「流行りのAI的なアレです」と自己紹介するナビさん。最初は受け入れがたかった主人公だが、1カ月も続くとナビさんとの会話にすっかり馴染んでしまった。


しかしこのナビさん、最新機能の割には「有能」というより「多能」で、お茶目に道を間違えたり、歌を歌い始めたり(音痴)、割り込みをする車に威嚇したり…ちょっと大変な機能付きだった。それでも主人公はこのナビさんを気に入っていた。なぜなら「彼女とののろけ話を笑って聞いてくれる機能」を備えていたからだ。この漫画の著者はイイジマさん。普段は子育てをしながら薬剤師としてパート勤務をしているワーママだが、歴史と実績のある青年漫画の登竜門「ちばてつや賞」の第79回で佳作を受賞した経歴を持つ。本作を読んだ読者から「はじめは笑って読んでたのに、最後に泣かすってなんだよこれ」「マジか…マジか…!」「やば、いい話すぎる」というコメントが届いた。イイジマさんに本作について話を聞いてみた。

――「対話機能付きのカーナビ」をモチーフにした本作ですが、構想を思いついたきっかけや裏話など教えてください。

声優さんが音声案内してくれるカーナビがあるという話題を耳にして、カーナビと会話できたらおもしろいなぁと考えたのがきっかけです。

――イイジマさんの作品には悲しい中にも笑いの要素が含まれ、“やさしい世界”が広がっていますね。作品を作る上で心がけていることについて教えてください。

何らかの形で人の心に留まるような話を作りたいと思っています。なので、読んですぐ忘れられないように、ストーリーを練るのにはかなり時間をかけてます。

――得意とする分野は?

得意かは不明ですが、自分自身がそうなのでメンタル弱めの登場人物は描きやすいです。

――今後の新作のご予定などありましたら教えてください。

すみません、今は生活するのに精一杯なので当分は描けないと思います。でも、子どもに手がかからなくなったら、また描きたいです!

読者からの感想には「明日からナビが気になってしまいます」というコメントも。主人公の車の対話機能付きのカーナビはある日、ある目的地へと主人公をナビしたあとにしゃべらなくなってしまう。その理由とは一体…!?主人公とナビさんの会話のやりとりを楽しみながら読み進めてみよう。


取材協力:イイジマ

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