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「軍神」上杉謙信の命を奪ったのは“最愛の存在”だった!?漫画で紐解く意外すぎる武将の死が興味深い【作者に訊く】

  • 2023年12月10日
  • Walkerplus

あまたの英雄・豪傑がしのぎを削った戦国時代。華々しい活躍をした戦国大名から知る人ぞ知る武将までその生きざまに惹かれる人は多いが、その半生や最期はあまり知られていないもの。そんな戦国のスターからマイナー武将まで、戦国武将の生涯をYouTube漫画として描いているのが漫画家の徳永サトシさんだ。
『マンガでわかる 戦国武将のさいご図鑑』(マイナビ出版)や、『マンガ版 教養として学んでおきたい5大宗教』(執筆・監修:中村圭志、マイナビ出版)など、歴史・宗教に関する書籍も手がける中、日々歴史漫画をYouTubeで発表する徳永さん。とりわけ反響が大きいのが、戦国時代を舞台にしたものだ。

中でも、5.7万回再生(2023年11月現在)超のマンガ動画「上杉謙信は、なぜ死んだ?~死ぬまでの半年間~」では、戦国屈指の戦上手・上杉謙信の死因の一説とされている“とある習慣”を描いている。今回は作者の徳永さんに、同作の制作背景をインタビューした。

■「生きざまと同じぐらい興味がある」武将の死にざまを漫画に

――上杉謙信の死の理由という題材を取り上げた理由を教えてください。

【徳永サトシ】上杉謙信だけでなく、「戦国武将の最期」について興味を持っていたのが理由です。どんな屈強な武将にも死は訪れます。戦いの中で死ぬのか、それとも病気で死ぬのか、はたまた想像もしていない状況で死んでしまうのか。生きざまと同じくらい、死にざまに対して興味があります。

――徳永さんの描く謙信は目に影が乗って、まさに強者というデザインになっていると思います。こうしたデザインに至った理由はありますか?

【徳永サトシ】これまで自分が目にしてきた作品の影響を受けています。史実がどうかはわかりませんが、私のイメージの中の上杉謙信は「凛とした強い人物」です。そんなイメージで描きました。

――一方で、死ぬまでの半年間の漫画では意外にも人並みな死因から、「人間」としての謙信像が浮かび上がってきます。作品に描くうえで、この亡くなり方を徳永さんはどう感じましたか?

【徳永サトシ】自分の身体を大事にしようと思いました。どんなに身体を鍛えていても、不摂生をすれば病気になってしまいます。それは上杉謙信のような戦国武将でも、現代人の我々でも同じです。

取材協力:徳永サトシ(@tokunaga0621)

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