
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉・舞浜)のブッフェ・ダイニング「グランカフェ」では、メキシコ伝統料理の数々を楽しめる「メキシカンフードブッフェ」(平日大人ランチ4500円~)を11月7日(火)まで開催中。そこで、同ブッフェを監修している在日メキシコ大使館シェフのヘルマン・オリーヴァ・カンポス氏に、“特におすすめ”の注目料理を聞いてきた!
本場メキシコ料理の数々が日替わりで登場する同ブッフェ。カンポス氏はまず「鶏肉のモーレソース」をおすすめ!「唐辛子や木の実、チョコレートなど、30以上の調味料を使った非常に複雑なソースを使った鶏肉料理で、とっても味わい深いんです。見た目はカレーのようで、私は“メキシカンカレー”なんて呼んでいたりしますが、全然カレーとは異なる味わいになっているので、是非お試しください!メキシコでも大人気の料理です。メキシコでは地域ごとに違ったモーレソースがあり、これはアーモンドモーレという種類になります」と説明してくれた。
また、「牛肉のアランブレ」も一押し!「こちらもメキシコで一般的な肉料理で、是非トルティーヤで巻いて食べてみてください。パプリカや赤タマネギなどを使っていて、カラフル。とろけるようなチーズものっていて、見ただけでおいしそうですよね」とコメントしてくれた。実際に食べてみると、「スパイシーなのかな?」と思いきや、刺激はそこまで強くなく、素材感を感じられる優しい味わい。トルティーヤで巻くことで、野菜をたっぷり楽しむことができた。
さらに、トルティーヤを油で揚げた、サクサクの「トスターダ」や、白身魚のおいしさを味わえるメキシコのマリネ「魚のセビーチェ」、ガッツリとスパイシーな「チリコンカン」や、海藻サラダのような雰囲気の「サボテンのサラダ」など、家庭ではなかなか食べられないメニューがブッフェ台にズラリ。
カンポス氏は、「トルティーヤは、先ほど紹介した『牛肉のアランブレ』のほか、ホロホロの豚肉『カルニータス』や、海老を巻いても合いますよ。ナチョスは、アボカドで作ったソース『ワカモレ』などをディップして。クリスピーなトスターダには、ワカモレのほか唐辛子を使った鶏肉料理『ティンガ』などをのせて。日本人向けというよりは、しっかり現地の味で作っているのでメニューによっては辛いかもしれませんが、トルティーヤなどの薄焼きの生地に巻いたりのせたりして、メキシコ伝統料理を楽しんでくださいね」とアピールしていた。
取材・文=平井あゆみ
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