
一般社団法人日本茶アンバサダー協会は、番茶をテーマにしたイベント「番茶フェスティバルvol.2」を2023年10月29日(日)に東京・松屋銀座で開催する。同日に銀座で開かれる「銀茶会2023」に合わせて、“懐かしくて新しい番茶”にスポットライトを当て、その魅力を発信し、番茶のファンづくりを目的に昨年に引き続き実施される。
■「番茶フェスティバルvol.2」とは
今年は全国から日本茶の作り手10社が出展。首都圏初出展の番茶をはじめ、このイベントでお披露目されるお茶や限定発売の番茶も含めて40点以上が登場する。さらに、「おむすびと番茶のペアリング体験」や「番茶ラテづくり」といった番茶の魅力に触れられる企画も用意。
1. 高級ボトリングティーを含む40点以上のお茶を無料で振る舞う。(開催時間を通して数量限定で40点ほどを予定。時間によっては提供していない商品もあり)
2. 作り手と差し向かいでお茶を楽しむ「産直テイスティング」を開催。(無料・事前申込み)
3. 笑むすび∞特製「番茶をつかったおむすび」「番茶とあうおむすび」を販売。お茶にこだわるとお米は百倍おいしくなる!?「おむすびと番茶のペアリング体験」をしてみよう。
4. 出展者推薦の“牛乳とあう番茶”と農協牛乳とをあわせてお好みの番茶ラテを作る「わたしの番茶ラテづくり」を実施(無料)。家庭で「お茶+牛乳」を楽しむ新習慣を提案。
5. 「南部茶プレミアムリーフティー」「駄農園 釜炒り番茶藤かおりミルクティー用」を初お披露目。
6. 番茶フェスティバル限定商品「宮崎茶房 ゆず番茶」を販売。
■産直テイスティングプログラムも予約受付中
お茶が誕生した背景や生産者の想いに耳を傾けながら、ゆっくりお茶を楽しんでもらうプログラムも用意。各回限定10人の予定で、事前に申し込みが必要(参加費無料)。
1.「南部茶プレミアムリーフティー」発売記念特別試飲会
首都圏初出展となる山梨県茶振興協議会の「南部茶」。平安時代から茶づくりをしていた記録もある静岡県境の南部町では、町の景観資源でもある南部茶の作り手は減ってきている。新たな可能性を拓くため「プレミアムリーフティー甲斐のきらめき」天子(かぶせ茶)と白鳥(煎茶)の発売が決定。本イベントで初お披露目となる。
2. 宮崎茶房の番茶フェス限定商品「ゆずほうじ茶」試飲会
3. 海田園黒坂製茶&小林芳香園「美作番茶飲み比べ。手仕事が醸す個性」
実は風味がけっこう違うと評判の両社の美作番茶。飲み比べてその違いを探ってみよう。大谷健太郎さんが監督、美作の茶農家を舞台にした来年公開予定の映画と連動した美作のお茶の魅力を伝えるショートフィルムの一部を初公開する。
4. 人気が高まる日本茶の新しいスタイル “ボトリングティー”で番茶を楽しもう
・丸七製茶の日本茶ボトリングティーブランド「CRAFT BREW TEA」
・この秋発売する茶師十段大山泰成監修「焙煎碁石茶ボトリングティー」
■おむすびと番茶のペアリング体験
「OMUSUBIで地球をむすぶ!」をテーマに活動する笑むすび∞の「番茶をつかったおむすび」「番茶とあうおむすび」の各4つ入りセット「番茶 de おむすび」(1200円)をA・Bの2種類販売する。購入者にはペアリング用トレイを進呈。ブースを回っておむすびが最高においしくなる番茶を探してみて。
■わたしの番茶ラテづくり
「酪農家の想い」と「自然のおいしさ」を毎日食卓に届ける農協牛乳を、全農酪農部のミルクステーションで振る舞う。参加出展者のブースで“牛乳とあう番茶”が用意されているので、牛乳とあわせてお好みの番茶ラテを作ってみよう。「お茶+牛乳」でおいしさも栄養価もアップ!自宅でもぜひお試しを。
今回のイベントについて、一般社団法人日本茶アンバサダー協会の担当者に話を聞いてみた。
「(今回のイベントの狙いは?)今年は『番茶』を番のお茶=日常のお茶と解釈を広げ、一番茶も含めて地域の人たちの生活に溶け込み景観や文化を支えてきた“ローカルティー”を番のお茶としてお迎えします。地域外ではなかなか出合えないのが番茶たるゆえんでもあり、首都圏初出展の番茶もあります。本イベントが初披露となるお茶や限定発売の番茶も含めて40点以上振舞います。たくさん飲み比べて『あなたの番茶』を見つけていただきたいと思います」
「(今回のイベントのイチオシポイントは?)番茶と同じように、日本の食卓を支える一方で消費拡大が望まれるお米と牛乳とタッグを組んで、『おむすびと番茶のペアリング体験』や『番茶ラテづくり』といった番茶の魅力を多面的にとらえていただける企画も用意してお待ちしています」
「(今回のイベントのアイデアはどこから?)昨年初めての番茶フェスティバルを開催後に、参加いただいた人、茶業者の方や日本茶のファンの人たちからお褒めの言葉や励ましの声をたくさんいただき、本会を実施する意義を確信しました。さらにいい会にするにはどうするのがいいか、お客様からいただいたアンケートや、出展者やサポーターを務めてくれた日本茶アンバサダーからの意見を参考にしました。異業種とのコラボレーションということで新たな取り組みとなる全農酪農部、笑むすび∞ともに趣旨に強くご賛同いただき、おかげさまで企画がどんどん膨らみました。きっと楽しんでいただけると思います。松屋銀座さまにはすばらしい舞台を用意いただきました。機会を提供いただき一緒になって本会を盛り上げてくださる松屋銀座さまに心より感謝しております」
「(ユーザーへのメッセージは?)お子様から年配の人まで銀ブラついでにふらりとよっても楽しんでいただける、日本茶がお好きな人にも驚いていただけるよう、『日本一敷居の低い日本茶のイベント』を心掛けました。お気軽にお越しください」
【ブース出展社】
・梅田茶生産組合「梅田茶」(群馬)※首都圏初出展
・大豊町「碁石茶」(高知)
・嘉兵衛本舗「天日干し番茶」(奈良)
・海田園黒坂製茶「美作番茶」(岡山)
・小林芳香園「美作番茶」(岡山)
・駄農園「釜炒り番茶」(静岡)
・丸七製茶「番茶ボトリングティー」(静岡)
・宮崎茶房「三年番茶」(宮崎)
・山梨県茶振興協議会「南部茶」(山梨)※首都圏初出展
・しずのわ「オクシズの番茶」(静岡)※首都圏初出展
・笑むすび∞「番茶 de おむすび」(東京)
・JA全農酪農部「ミルクステーション」(東京)
【番茶フェスティバルvol.2 開催概要】
主催:一般社団法人日本茶アンバサダー協会、株式会社松屋
日時:2023年10月29日(日)11時~17時
場所:松屋銀座8F イベントスクエア(東京都中央区銀座3-6-1)
料金: 参加費無料(開催時間中は出入り自由)