幼少期から絵を描くことが大好きで、漫画家として活動中のアヤさん。現在は看護師・看護学生向けの総合WEBメディア「ナース専科」にて看護師のエピソードを基にした漫画を連載している。今回は2作品を紹介するとともに、著者のアヤさんにダイエットについても聞いた。
■愛する妻を失った夫の人生の決断
ある日、1人の産婦さんが院へ緊急搬病送されてくる。新婚のA子さんは、突如尋常ではない頭痛を感じ、旦那さんが急いで救急車を呼んだとのこと。A子さんは脳出血がひどく、数日以内に亡くなる可能性があると告げられてしまう。
赤ちゃんは急遽帝王切開で取り出されたが、A子さんは血圧を維持しながらギリギリの状態。家族3人の対面は果たせたが、間もなくA子さんは帰らぬ人となってしまう…。
■いじめが原因で拒食症になった女性
看護師8年目の夏、20代の横山さんという女性がICUに入室してくる。体重が30キロ未満の摂食障害を患い、深刻な状況だ。飢餓状態のため解決しなければならないことは山積みだが、一番の問題は横山さんの心のケア。
横山さんは中学時代に太った外見でいじめられたことが原因で、摂食障害の外来に通っていたとのこと。その後も完治することはなく、焦る気持ちから拒食症になったという。
看護師は横山さんに「増える」「治療」などの言葉を使わず、「コントロールしますね」と声掛けをすると、その後横山さんは少しだけ落ち着きを取り戻すのであった。
本作以外にもさまざまなナース漫画を投稿しているアヤさん。今回は、著者にダイエットについてインタビューした。
――アヤさん自身は、これまでダイエットの経験はありますか？
はっきり言って、痩せようと思って痩せられたことは一度もありません(笑)。ですが一度、仕事のストレスで食事が取れなくなり1カ月で10キロ以上痩せてしまったことがあります。その経験から健康が1番だと感じていて、今もダイエット願望はありますが、大前提で「健康的な体」を目指すようにしています。
「ナース専科」にて連載している漫画は、実際に看護師から募集したエピソードばかりだ。ほかの作品もあるので、気になる人はぜひ読んでみて！
取材協力：アヤ(@aokitajimaru)
