TwitterやInstagramなどで、日雇い漫画など日常の風景を発信している柿ノ種まきこさん(@kakinotane_m)。2023年3月には初の著書となる「アラフォーまきこのごゆるり家事」を上梓して話題を呼んでいる。
どこか丁寧な雰囲気も感じる柿ノ種さんの作品の一部を、本人のコメントと共にお届けする。今回は湯たんぽならぬ「子たんぽ」の話。なんともほっこりします。
■子供と一緒に寝るとホカホカ暖かくて幸せ
赤子を持つ方は皆さんそうだと思うのですが、子供と初めて一緒に寝るのって「自分の寝返りで踏み潰しちゃったらどうしよう…」「子供と寝るのって幸せだろうな」の狭間で揺れ動く特別な瞬間ですよね。わたしは自分の寝相に自信がなかったので、一緒に寝るのを先延ばし先延ばしにしていました。
もちろんその間も子供と一緒に眠りたいという気持ちはむくむく膨らんでおりました。添い乳にもすっかり慣れた1歳頃、ついに一緒に眠ることに決めました。ベビーベットから子供を下ろし、敷布団を並べピタッと子供と密着してみると、ホカホカ暖かくてとても幸せな気持ちになったことを覚えています(やっぱり寝返りが心配で熟睡はできませんでしたが)。