
TwitterやInstagramなどで、日雇い漫画など日常の風景を発信している柿ノ種まきこさん(@kakinotane_m)。2023年3月には初の著書となる「アラフォーまきこのごゆるり家事」を上梓して話題を呼んでいる。
どこか丁寧な雰囲気も感じる柿ノ種さんの作品の一部を、本人のコメントと共にお届けする。今回はパートナーが風邪をひいてしまった話。風邪の時の食事といえばリンゴですが、皆さん、皮はどんな風にむきますか?
ピーラーでリンゴの皮をむくのは、ちょっと変わった使い方だけど便利です。ほかにも、最近よくナイフを使っています。包丁ではなく、食事に使うナイフで、ウィンナーをタコさんにしたり、だし巻き卵を切ったり、かまぼこ切ったり、お菓子を半分にするのに使ったり。ナイフのいいところは何本使っても気軽に食洗機で洗えることです。包丁は少し大きいし、基本的に手洗いするものだと思うので、使って洗ってを繰り返すのが億劫なんですよね。ちょっと切りにナイフおすすめです。
新聞紙を使うのはアパートの狭いキッチンで、効率よく料理するために行き着いた方法です。新聞紙が野菜くずの水分も吸うので捨てるときにも便利です。新聞紙がないときは、チラシやいらない紙で代用します。
今回の漫画では結婚のことにも触れています。やはり他人と暮らすということはいろいろな気づきがありますよね。(夫の)サトルさんはスポーツ観戦が好き、私は美術鑑賞が好き。今まで興味があまりなかったことにお互い首を突っ込んでみて、『へぇーこんな世界があるんだ』と楽しい発見もあります。サトルさんはハーブを使った料理やタイ料理が苦手なのですが、私は定期的に食べたくなるくらい好きです。こういう違いは無理に擦り合わせず、個々に楽しむことにしています。