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絶品グルメバーガーの注目店を小林亮太が紹介!個性あふれるハンバーガー全12種をレポート

  • 2023年5月2日
  • Walkerplus

人気漫画の主人公役など、数多くの舞台やドラマ・映画に出演する俳優の小林亮太が訪れた、都内で食べられる絶品バーガーを一挙に紹介する。
※メニューはすべて取材時の金額です

■東京・調布市「ILL FROGS(イル フロッグス)」
店主の村上慎一郎さんは「AS CLASSICS DINER(エーエス クラシックス ダイナー)」「Sun2Diner(サントゥーダイナー)」での勤務を経て、2019年2月に地元・調布に「ILL FROGS(イル フロッグス)」を開業した。
客層は年配や子供連れも多く、地域の人々から愛されている同店。特に人気メニューとしてクローズアップしたのが「ベーコンタルタルバーガー」(1639円 ※ポテトorサラダ付き)。
同店では、USビーフの肩ロース、ミスジのブロックを切り出したハンドチョップ肉に、和牛の牛脂を混ぜたパティを使用しており、肉汁あふれるジューシーさも魅力だ。

「これだけ肉汁が滴ってるのに、嫌な脂っけがなくて、肉のうまみがしっかり感じられます。パティのおいしさをバンズがしっかりと受け止めている印象です」(小林)
「村上さんがバーベキューソースを意識的に甘くしているとお話しされていましたけど、甘いのにもったりしてなくておいしい」と小林が絶賛した、バーベキューソースとタルタルソースのマッチングにも注目して味わいたい。



そして、村上さんが「完全に女子ウケ狙い」で考案したという「ガーリックホワイトソースバーガー」(1683円 ※ポテトorサラダ付き)は、シズル感がたまらない一品。
「ガーリックのパンチが効いている濃厚なホワイトソースが本当にうまい!しっかりお肉の味がしておいしいのに、主張しすぎず、何色にも染まれるパティだからこそ、ガツンとくる味わいのこのソースとも相性がいいのかもしれないです。主役として目立つというよりは、ソースや合わせる具材などの脇役たちを引き上げる底力のあるパティという感じがします」(小林)



また、マンスリーメニューでは、パティとアイスをサンドしたバーガーなど遊び心あふれるバーガーも提供しているのも同店の特徴。ハンバーガーという料理の懐の深さを教えてくれる。

■足立区「BOSSA BURGER(ボッサ・バーガー)」
北千住で長年愛される飲食チェーンが2005年にオープンした、グルメバーガー専門店「BOSSA BURGER(ボッサ・バーガー)」。“イケてる”バーガー店というニュアンスで、革新的や独自のものという意味がある“ボッサ”という俗語を店名に使ったという。
北千住の小さな路地裏にありながら、平日でも行列ができるほどの人気店で食べたのはシグネチャーメニューの「ボッサバーガー」(1870円 ※ポテト付き)。
こちらは、パティにオニオンリングやチェダーチーズ、エッグ、ベーコン、パイナップルをのせたボリュームたっぷりのバーガーになっている。
「まず、スパイスが効いている超粗挽きパティのごろっとした食感が、ボッサさんのバーガーだなって感じです!それに分厚いベーコンが入っているので、まるでダブルパティのようなしっかりとした肉感があって、卵とチーズ、パインが味の層に深みを与えている感じがします。たまにフライドオニオンのザクザクとした食感がくるのが楽しいな」(小林)



月毎にメニューが変わるマンスリーバーガーには、レギュラーメニューにない、サワークリームを使ったものが登場することがあり、隠れた人気なのだそう。同店のSNSで見かけたのをきっかけに小林が食べた「ガーリックサワークリームスイートチリバーガー」(1595円 ※ポテト付き)は、メニューに記載されていないものの、オーダーが可能。
「ガーリックサワークリームとスイートチリの相性が抜群。食べた瞬間にサワークリーム独特の香りが鼻に抜けるさわやかさがありつつ、スイートチリソースの甘み、肉の味が濃いパティとガーリックのパンチでメリハリが効いていて、どんどん食べ進めたくなります。パンチがあるというと重そうな印象を持つかもしれませんが、サワークリームも見た目ほどもったりしていないし、軽い酸味があってむしろさっぱりとした味わいです。軽くて甘いバンズとの相性もすごくいいと思います」(小林)



ちなみに、燻製ナッツの濃厚な香りを楽しむことができる「ハニーナッツクリームチーズバーガー」も、店長のおすすめ。

■台東区「American diner ANDRA(アメリカンダイナーアンドラ)」
かつて渋谷で営業していた歴史あるビストロ「ANDRA(アンドラ)」。現在は、上野への移転やコロナ禍をきっかけに、2代目の塩田龍太郎さんがオーナーを務めるダイナーとして営業している。
現役アメフト選手でもある塩田さんが作るバーガーは、ハラミと肩ロースをミックスした100グラムのパティ2枚をサンドするのがベースとなっていて、ボリューム満点だ。ここでは、アメリカで流行中のディップスタイルをアレンジして取り入れた「チーズインチーズバーガー」(1800円 ※ポテト付き)を食レポ!なんとこちらは、チーズソースを含めて計9枚のチェダーチーズを使っているという。
「見た目の背徳感を圧倒的に凌駕してくるおいしさがあります。パティの間のチーズとフライドオニオン・ガーリックを散らしたチーズソースとで、味の層が重なっている感じがめちゃくちゃうまいです!濃厚だけど、見た目ほどコッテリしていないんです」(小林)



「チーズインチーズバーガー」のような独創的なメニューが楽しめるだけでなく、スタンダードなバーガーでも、塩田さんは可能な限りお客さんの希望に応えてカスタマイズをしてくれる。
そこで、チェダーチーズをのせた100グラムのパティを2枚とピクルス、オニオン、レタス、トマトをサンドし、トマトベースのスパイシーなバーベキューソースで仕上げる「クラシックバーガー」に、プルドポークのトッピングをリクエスト。肉の量だけで350グラムにもなる、ビッグな「プルドポークチーズバーガー」(1800円 ※ポテト付き)を提供してもらった。
「野菜がバランスよく食べられますし、バンズが軽めというのもあってか、これだけサイズ感があるのに一体感をもって口に入ってくる感じがいいです。グリルしたオニオンを使うお店もありますが、このバーガーには生があっている気がします。なにより、ハラミと肩ロースの肉肉しいパティにプルドポークも入っているので、すごくジューシー!」(小林)



なお、ランチ限定でパティが1枚の「チーズバーガー」(900円 ※ポテト付き)も提供している。また、アメリカンダイナーの文化を取り入れ、ドギーバッグ(残した料理の持ち帰り)もOKというから、ボリューム大な同店のバーガーを食べ切れるか心配な人も安心だ。

■台東区「CANNONBALL DINER(キャノンボールダイナー)」
2021年4月にオープンしたばかりの「キャノンボールダイナー」は、昔ながらの店や建物が立ち並ぶ鶯谷で注目を集めるグルメバーガー店。広尾の「Homework`s(ホームワークス)」、「マンチズバーガー シャック」、「FIRE HOUSE(ファイヤーハウス)」と、老舗で修行を積んだ店主の三島弘之さんが作るバーガーは、USビーフの肩ロース肉を粗めにハンドチョップしたパティと改良を重ねたバーベキューソースが絶品!
そこへチェダーチーズと自家製ベーコンをトッピングした「ベーコンチーズバーガー」(1770円 ※ポテト付き)にこちらも自家製のチリミートを添えて実食した。
「パティの牛肉にほかの肉の旨みが加わることで相乗効果があると思っているんですけど、やっぱりジューシーなベーコンがプラスされたことでよりおいしくなっていると思います。大きなベーコンだから、食べ進めている途中でなくならないのもうれしい(笑)。それに、バンズに挟む前に肉汁をきっているのがいいんだと思います。肉汁でバンズがしならないし、ベーコンの脂が加わっても重くないんです」(小林)



同店はBBQソースだけでなく照り焼きソースも自家製で、ゴマ油や刻んだネギを入れて作るソースは一般的な照り焼きソースとは一線を画す味わい。こちらは「照り焼きエッグバーガー」(1540円 ※ポテト付き)で味わった。
「粘度が高いソースがパティにしっかり絡んでいるんですが、でもその中にちゃんとパティがいるんだなって感じがして、やっぱり肉の旨みが強いんだなって思います。ゴマ油の風味が加わった甘辛いソースに、『キャノンボールダイナー』の存在感のあるパティが組み合わさっているところにこのお店のオリジナリティを感じます」(小林)



■墨田区「Shake Tree Burger & Bar(シェイクツリーバーガーアンドバー)」
バンズの代わりにハンドチョップの超粗挽きパティで具材をサンドした「ワイルドアウト」で有名店の仲間入りを果たした「シェイクツリーバーガーアンドバー」。錦糸町駅と亀戸駅からそれぞれ徒歩10分ほどの場所に位置しているが、バーガーのおいしさとホスピタリティあふれる接客に連日、多くの人が訪れている。
工夫を凝らした個性的なメニューも魅力の同店。クラウン(上のバンズ)を逆さまにして食パンのようなサクサク食感を再現した「クラシック」(1700円 ※ポテト付き)は、誕生当時のハンバーガーをイメージして作られたものなのに、新しさも感じるメニューだ。ボールのように丸い見た目のひき肉パティは、肉汁が流れ出すほどジューシーで、180グラムもあるのにぺろりと食べることができる。
「ガーリックオイルの旨みもプラスされたセミドライトマトは、トマトソースとは違った旨みや甘みが生きていて、さらに下に塗っているマスタードとの相性も抜群なんです。フレッシュなトマトが合うバーガーもあると思うけど、『クラシック』はセミドライがすごく合うバーガーだと思いました」(小林)


「“Let's have fun”というモットーを大切に、バーガーを通じてお客様に楽しい瞬間を感じていただけたらという思いで生まれた商品」と広報の木村里梨さんが語るのは、食べる前に押し潰すことでペッパーの香りが広がる「ペッパーコーン」(1450円 ※ポテト付き)。こちらは3つの大きさに挽いたブラックペッパーとホワイトペッパー、オニオンリングを組み合わせたバーガー。
「ペッパーは辛みがくるというよりも、風味として存在している感じ。ガーリックオイルとペッパーの香りが鼻に抜ける感じがすごく好きなんです。前に食べた時も、そこが“あぁうまい”と思って。あと、ザクザクしたオニオンリングの衣の食感がめちゃくちゃいいんですよ。よくぞこれだけペッパーを合わせたなって。この香りとこの食感、お互いが本来持っていないものが組み合わさった感じがすごくおいしくて、たまらなく好きです」(小林)



■大田区「KAKUMEI Burger&Cafe(カクメイバーガーアンドカフェ)」
大田区蒲田の路地裏にある和風の店構えグルメバーガー店が、北見典晶さんが店主を務める「カクメイバーガーアンドカフェ」だ。土地柄、子供連れでも来店しやすいようにと作られた座敷席もある居心地のよい店内で、ステーキ肉を使った食べ応えのあるグルメバーガーを提供している。
同店では、ハンドチョップ肉100%のパティを使った6種の「KAKUMEIバーガー」とハンドチョップ肉30%と超粗挽き牛肉ミンチ70%の割合で配合したパティの「STANDARD BURGER」の2種類のシリーズを用意。サイドメニューとして、ポテトのほかに野菜のおばんざいを選べるのもうれしい。
まずは「KAKUMEIバーガー」シリーズから、まるでステーキを食べているようなパティに和風ソースを合わせた「KAKUMEI味噌麹バーガー」(1600円※OBANZAI(おばんざい)orポテト付き)を食べてみることに。
「“口の中がステーキ屋さん!”みたいな感覚です(笑)。野菜がカイワレしか入ってないから、肉をよりダイレクトに感じますし。あと、今まで食べてきたバーガーの中でも、香りのバランスが斬新な感じがします。ブリオッシュのほんのり甘い香りと味噌や麹っぽさが混ざり合って…僕は好きな香りです」(小林)



種類豊富な「STANDARD BURGER」には、大田区の老舗のり店「川島屋」の高級のりを使った「大田区海苔明太マヨバーガー」(1500円※OBANZAI(おばんざい)orポテト付き)もラインナップ。魚卵好きだという小林は、牛肉と明太子の相性やハンドチョップとひき肉を合わせたパティについてコメントした。
「3対7の割合でハンドチョップと粗挽き肉を混ぜたパティだから、歯応えだけでなくむぎゅっと感があるんです。その食感と明太子の組み合わせがめちゃくちゃいいと思います。海苔の香りがほんのりするのもよくて、海苔がなくても多分物足りないとは思わないけど、海苔が味の奥深さを出してくれている感じですね。あと、例えば、チーズがチェダーだと味が強くてけんかしてしまいそうだけど、モッツァレラだからまろやかさが増して全体がまとまっている気がします」(小林)



連休中は店休日や営業時間が変更になっている場合もあるので、お店の公式SNSなどを確認して訪れるのがおすすめ。おいしいグルメを求めて、おでかけしてみては?





撮影=小山志麻
ヘアメイク=田中宏昌
文=大谷和美

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※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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