一般社団法人 京都文化・芸術・スポーツ振興会は、2023年5月1日(月)から7日(日)まで京都市の平安神宮前岡崎公園で「KIDS万博 in 京都~次世代の子どもたちにバトンを繋ぐ~」を開催。全国の有名餃子店が出店するほか、プロアスリートによるスポーツ体験、キッズダンスやキッズファッションショーが開催される。
■全国の有名餃子店が京都に集結!「京都餃子大作戦2023春」
2022年9月に20万人が来場した「京都餃子大作戦」が今年はさらにスケールアップして登場。出店するのは、元祖つくば餃子 龍神家(茨城県)、夏目家(愛知県)、餃子の宮でんでん(埼玉県)、近江牛餃子包王(滋賀県)、じゃげな(長野県)、餃子専門店 龍の餃子(大阪府)、餃子の花は咲く(東京都)、味香園(京都府)、京都伏見うらら(京都府)、博多八助(福岡県)、うまいもん空海(静岡県)、金星食品有限会社(群馬県)など、一度は食べたい有名ご当地餃子店がそろう。
また、学生チャレンジブースでは立命館大学の学生団体「WITH US コネクト」が、国内のさまざまな代替肉メーカーから植物性由来の素材にこだわった、今話題のSDGs餃子を販売する。
■鯉のぼり・かざぐるまで世界中の子供たちの健やかな成長と平和を願う
開催期間中、鯉のぼりマニアの荒野麟太郎氏の協力のもと、さまざまな形・色の鯉のぼり約200体が京都の大空を泳ぐ。日本古来の文化である鯉のぼりを、子供たちが見て、作り、知ることで伝統をつなぐ機会ともなる。
また、戦時中のウクライナの子供たちへの支援活動として、かざぐるまのワークショップも開催。売上金をウクライナの子供や学生に届け、作ったかざぐるまは会場内各地で写真スポットとして展示することで平和への願いも発信する。
■プロのアスリートによるスポーツ体験企画
スポーツ体験では日本代表のアスリートたちが、大人から子供まで楽しめる本気のかくれんぼ・縄跳び・ランバイク・空手・SASSENを企画。マイナースポーツの周知と未来のスター発掘を応援する。
5月1日(月)〜6日(土):ランバイク体験を実施予定。
5月3日(祝):SASSEN(IT技術でサムライの真剣勝負を再現した次世代デジタルチャンバラ)の練習から予選・決勝の大会予定。
5月4日(祝):縄跳び。縄跳び世界選手権4連覇の黒野寛馬氏によるパフォーマンスと縄跳び教室を予定。
5月5日(祝)〜6日(土):京都ハンナリーズ協力でミニバスケット体験を実施予定。
5月6日(土):かくれんぼ。かくれんぼ日本代表選手達と本気のかくれんぼを予定。
5月7日(日):空手。ジュニア世界大会優勝の森本梨菜氏による形パフォーマンス、空手道日本代表の吉村郁哉氏と北山あり氏による空手体験教室を予定。
■5月5日(金)は平安神宮前特設ステージにてキッズダンス&キッズファッションショーを開催
元HIP-HOP日本代表の佐々木亮氏と世界大会史上最年少優勝ダンサーのHIYORI氏をゲストに招き、平安神宮前特設ステージでは関西を代表する子供たちがダンスやファッションショーを披露。ショーの最後には出演者みんなで手話歌を披露し、コロナ禍で我慢を強いられてきた子供たちの明るい未来と活躍を応援する。また、開催期間中は音楽バンドも出演し会場全体を盛り上げる。
■5月6日(土)、7(日)はワンちゃんによるファッションショーを開催
5月6日(土)、7(日)には、500件以上の応募から厳選されたワンちゃんによるファッションショー「WANWANコレクション」を開催。雑誌「CUUN」とコラボし優勝したワンちゃんは7月号で表紙を飾り、出場者全員が見開きページに掲載される。カメラマンはrizcamera氏。「BLESS.OKAYAMA」「tenten & kiki」「OraBio」「mont」など有名店も出店する。
■子供縁日と子供体験ワークショップ
昔懐かしい縁日を現代風にアレンジし、エアドーム・トランポリン・ボールプール・輪投げ・射的・縁日などの遊び場を準備。子供体験ワークショップでは、かざぐるまや鯉のぼりの作成、竹水鉄砲作り、万華鏡作りなどさまざまな体験が企画されている。
■さまざまな支援活動
ウクライナ支援企画として、軍事侵略から日本に避難しているウクライナ学生をイベントに招待するほか、かざぐるまのワークショップを開催。売上金をウクライナの子供や学生に届ける。
また、フードドライブ・食料循環の取り組みとして、来場者に自宅に余っている食材を持参してもらい、必要とする施設やフードバンクに提供する。
今回のイベントについて、担当者に話を聞いてみた。
「(イベントの狙いは?)集客力のある京都餃子大作戦でたくさんの方にご来場いただき、ご家族みんなで楽しめる参加型コンテンツも多数用意することで滞在時間を長く取れるように狙います。その中でフードドライブ、リユースやリサイクル、SDGs餃子、ウクライナ支援活動、マイナースポーツ周知、動物愛護活動など、環境問題やSDGsの取り組みを知るきっかけになることを目的としています」。
「(イベントのアイデアはどのようにして生まれた?)今回はこどもの日をまたぐGW期間中であることから、子供たちの経済格差からくる教育格差に焦点を当てた周知活動の一環として『KIDS万博』を同時開催します。堅苦しいテーマにせず、現在、全国各地で人気食材となっている『餃子』の有名店に多数出店いただき、コンテンツも盛りだくさん用意して、家族そろって楽しいイベントに参加しているうちに社会課題を認知していただけるイベント創りを心がけています。当団体は行政からの補助金や助成金など使わず、自助努力で開催しているため、予算組みなどで苦労しますが、出店者や各コンテンツの方々が主催者の理念を理解していただきご協力くださることで資金面などをクリアしております」
「(ユーザーへのメッセージは?)当団体とKIDS万博実行委員会は、従来の食フェスとは違う新しい参加・体験型のイベントを企画しています。来場者とさまざまな協力団体とを繋ぎ、新しい世代へ思いを繋ぐ、この取り組みを継続していくことが地域活性化の活力になると考えます。ぜひ皆様のご来場をお持ちしております」
家族で楽しく参加しながら、社会課題について考えるきっかけにもなる本イベント。今年のゴールデンウィークは餃子と盛りだくさんのコンテンツで盛り上がろう!
開催期間:2023年5月1日(月)~7日(日)
場所:京都市左京区岡崎最勝寺町 平安神宮前岡崎公園
時間:10:00~20:00(最終日のみ19:00まで)
MC:おさる氏、渡辺好博氏(東京サーカス団長よし)、他調整中