
2022年も後少し!ウォーカープラスで人気の漫画を読みながら、楽しい年末を過ごしてはいかがだろうか?すでに休みに入ってゆっくりしている人も年の瀬でも仕事を頑張っている人にも、仕事を頑張る人にお届けしたいのがあおいし(@ao144444)さんのリアルエッセイ「残業ねこ」だ。
■勤続15年「転職してぇ!!」と一念発起!しかし、転職はそんなに甘くない!?
2022年の6月から投稿を始めた「残業ねこ」は、愛嬌のあるねこが主人公のリアルエッセイ。もともとあおいしさんが勤める会社は離職率はかなり高く、各部署、数カ月ごとに社員が辞めていくという。そんな中で、あおいしさんはアルバイトから社員へ雇用され、勤続年数はアルバイトの時期から合わせると15年とかなりの古株だった。
定時で上がれることは滅多になく、家と会社を往復する日々。残業仲間に別れ際「お疲れ」とは言わないのがルーティン。なぜなら、数時間後にまたこの場所で会うからだ。
連日深夜残業を繰り返す中、「精神的・体力的にも衰弱してしまい、このままこの会社で働き続けたら死んでしまうと思ったからです。自分を守るためにも、転職を決めました」とあおいしさんは退職を決意。
転職するぞ!と決めて最初にしたことは、転職サイトへ登録。しかし、一週間経っても企業からスカウトがくる気配はなかった--。自己の市場価値のなさを実感し、「何か資格を取らなくては!」とFP(ファイナンシャルプランナー)勉強を開始。
残業と並行しつつ、資格のための勉強と転職先への応募と多忙を極めた。しかし、無事に資格を取得したものの、転職はそう簡単ではなかった。書類選考に何度も落ち、不採用通知メールにも麻痺したある日ようやく一通の「書類通過」のお知らせが届く!
「退職してぇ!」と決意してから数カ月の期間を経て、ようやく転職先が決定。その後、現在の会社に退職願を出すが、さらにトラブルは続き、スムーズに退職することができない。
そんなリアルな職場を漫画に落とし込んだ残業ねこ。あおいしさんにとって「漫画を描く」ということは、デトックスに近い作業だと言う。「辛いことや悲しいことを漫画にして吐き出しています。SNSで公開することで、共感をいただけるのはすごく嬉しいし、救われます」(あおいしさん)
人材がいない職場で勤続15年ともなると、すんなり退職するのも難しいようだ。それでも真摯に職場と向き合いながら、無事に退職を決めた残業ねこ。今後は転職先で「定時ねこ」となって配信予定!「会社を辞めたい!」と思っている人は、転職への道のりの参考になること間違いなしの漫画だ。
画像提供:あおいし(@ao144444)