毎日早朝から訪問し、おでかけには必ず同行、行事では誰よりも張り切る…。孫愛ゆえに暴走し続ける義母との戦いを記録した、まむさん(@mamu.0801)の漫画「お義母さんといっしょ!」が反響を呼んでいる。
義両親宅に隣接する自宅で暮らすまむさん。この日もうるさく鳴るインターホンの音に「ビシッと言ってやる」と決意を持って玄関に向かうが、待ち構えていたのは、まさかのお義母さんの友人たち。当時はまったくの初対面だったという。「ジョークが好きで、言いたいことをガンガン言うタイプの元気な方達でした。今もたまにお義母さんのお家に遊びに来るのですが、私にも気さくに話しかけてくれます」
■アポなし、初対面のマダムたちによるお家見学会が開幕
まむさんのことを褒めたかと思えば、「遅くまで寝て自由でいいわね」などの嫌味のような発言やセクハラまでかましてくるマダムたち。臨戦態勢のまむさんだが、その場はお義母さんが収めてくれる。帰ってくれるとホッとしたのもつかの間、なんと、新築であるまむさん宅の見学会が始まってしまう。「夢を見ているのかと思うくらい唐突に始まったお家見学会でした。お義母さんは自分の家が少し散らかっていてもお客様が来ればニコニコと家に上げて対応する方だったので、その感じのまま私の家にも連れてきてしまったんだと思います」
ズカズカと上がり込み、勝手に収納を開けるマダムたちの自由すぎる振る舞いに翻弄されるまむさん。「コントのような状況にびっくりして『ダーーーーーーーーーッッッ!!!!」と猪木のような声しかでませんでした。私の漫画コレクションをじっくり見られて恥ずかしかったです』と、当時を振り返る。
さらに授乳を見たいと言われ戦慄するも、なんとか全員帰ってもらうことに。勝手に寝室まで見られたまむさんはその夜、怒り心頭で旦那さんに打ち明けるも、「普段から整理整頓しておけばいいと思う」と一蹴されてしまう。ちなみに、普段の旦那さんは、「こちらの心に寄り添うのではなく、問題をどのように解決したらいいかを諭してくれる感じの夫です。私が夫に相談を始めると会社の上司と部下のような空気感が流れます」とのこと。
想定と違う旦那さんの反応にうろたえる当時のまむさん。しかし、疲れて帰ったところに愚痴ばかり聞かせていたことを反省し、一人でなんとかしようとさらに無理を重ねることに。
お義母さんと距離を置きたい気持ちは伝わらず、どんどん追い詰められていくまむさん。ウォーカープラスでは隔週で紹介していく予定なので、まむさんがどのような方向に向かって行くのか、引き続き見守りたい。
取材・文=上田芽依(エフィール)