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最悪を好機に変える逗子市の『ブルーフラッグ』とは?今後を見据える“新たな街“設計について聞いた

  • 2022年7月5日
  • Walkerplus

未来の子供たちへ綺麗な海を残すため、クリーンで「煙のないビーチ」を目指す逗子海岸では、フィリップ モリス ジャパンの協力のもと、新たにブルーフラッグを取得。そして7月1日、神奈川県の逗子市と逗子海岸営業共同組合主催により、およそ3年ぶりの「逗子海水浴場海開き式」を開催した。

式典の中で逗子海岸営業共同組合長は、「これまでの2年間、コロナとの戦いで思うように海水浴場が開けなかった。今年もこの先、安泰なわけではないですが、対策を練りつつ安心安全の中で進めていきます!」と新スタンダードでもある「ブルーフラッグ」のもとで決意を語った。

■逗子海岸の新スタンダード「ブルーフラッグ」ってなに!?

ブルーフラッグは国際NGO「FEE」(国際環境教育基金)が行う世界50の国、4831カ所(2021年11月現在)で取得されているビーチやマリーナ、観光用ボートを対象とした環境認証で、SDGs(持続可能な開発目標)の17のゴールをすべて満たしている。

逗子市ではブルーフラッグ取得に向け、バリアフリー調査、水質調査、安全リスク評価、SDGs洗剤学校などさまざまな取り組みを経て、今日のブルーフラッグ取得に至り、今後は、将来の世代が安心してキレイな環境の海を楽しめるよう継続的な取り組みを展開していく。

■一筋縄ではいかなかった逗子市のこの3年間とは?

こうした取り組みを経て、3年ぶりの海開きを宣言した逗子海水浴場だが、「ブルーフラッグ」取得までの道のりは決して容易なものではなかった。その経緯について、逗子海岸営業共同組合常務理事・勝田康司氏に話を聞いた。

■最悪な状況を海への恩返しの期間と捉えた

――3年ぶりの海開き式となりますが、コロナ禍ではどのような活動をされていましたか?

【勝田氏】一昨年は、逗子、葉山、鎌倉の海水浴場においては足並みを揃えて開設を断念せざるを得なかったのですが、最悪だった状況といえば、開設5日目にして、逗子市が蔓延防止条例の対象になってしまったことです。みなさん、海の家などお店を建設されたあとで、食材もたくさん余ってしまったり、スタッフも雇ってしまったり…と、実際のところは散々な状態でした。

ですが、腐ってばかりいられないし、この機に20年以上、お世話になっているこの海への恩返しの期間と捉えて、海上パトロールや、地域清掃を66日間、ボランティアでやり続けました。また、食材や飲み物に関しては、児童施設に寄付するなど少しは地域貢献ができたのではないとか?と考えているところです。

そんな時期を過ごしてきたので、今年は期待しかないです。今年は「ブルーフラッグ」という新基準のもとで、感染が拡大したとしても感染対策しながら経済を回していく方向で舵を取っていますが、逗子海岸からクラスターが出ないよう、県と一丸となって対策を講じて規則を徹底的に遵守していきます。

なので、花火大会などの大きなイベントに関しては今年も継続して中止という方向性ですが、「花火」に関しては、ささやかながら小さなサプライズを用意しているところです。


――乗り越えてきた「逗子」の魅力を教えてください

【勝田氏】逗子海岸は夏冬関係なく穏やかで遠浅で、風が吹けばウィンドサーフィンができますし、今はサップが流行っていて、全国でもサップ人口が一番多いと言えるのではないでしょうか?そういった意味でも、マリンスポーツが盛んな街だといえます。

また、逗子海岸といえば水上アトラクションの「ウォーターパーク」や、中央海岸の裏手が南関東最大の現存する古墳があり、ハイキングコースなどもあり「古墳の上を歩ける」という体験もでき、山も海も楽しめます。さらに、夏でいうとぜひ!生しらすは堪能してもらいたいです。


【勝田氏】そんな美しい街や海岸、海の幸を守るために、今回、フィリップ モリス ジャパンさんと組んで、加熱式たばこ専用エリアを設けることで、「煙のないビーチ」を目指すなど、世間的にもクリーンなビーチだともっとアピールしていきたいところです。また、SDGs「持続可能な」の精神にのっとり、10年後も100年後も子供たちが安心して楽しめるビーチであることを、願っています。


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