
毛並みを整え健康を保つとともに、愛犬との大切なコミュニケーション手段でもある「ブラッシング」。ブラッシングされてうっとりする犬の姿は見ているこちらもなごむもの。とは言え、中にはブラッシングが嫌いという犬も。そんな愛犬のために「犬がとけるブラシ」を試した飼い主のエピソードに共感が集まっている。
ドーベルマンの「ドベ」と元野良の「ノラ」の飼い主で、愛犬とのエピソードを絵や漫画でInstagramやTwitterに投稿しているヨシモフ郎(@mofumofufufufufu)さん。今年4月には書籍『ドベとノラ 犬がくれた優しい世界』も刊行された。愛犬家を中心に多くのユーザーから人気を集めるヨシモフ郎さんのInstagram漫画の中でも、今年5月に公開された新作「犬がとけるブラシ」に多くの反響が寄せられた。
■「犬がとける」と評判のブラシでブラッシング!愛犬の反応は…?
元野良犬のノラは、ブラッシングされるのが嫌いな性格。ヨシモフ郎さんはともかくとしても、ヨシモフ郎さんの姉や父がブラシを持って近づこうものなら、ブラシや腕を噛んで嫌がるのだとか。
ある日、友人から「犬がとける」と評判のペット用ブラシがあると聞いたヨシモフ郎さん。「とける」という響きに惹かれ、ぜひとけているノラが見たいとすぐさま購入を決める。
数日後、届いたブラシで早速ブラッシングをはじめたヨシモフ郎さん。「とけろ~ とけろ~」と念じながらやさしくブラッシングするものの、ノラの視線は自分の背中を這うブラシに一点集中。ブラシの気持ちよさに身を預け「とける」素振りはみじんも見せず、何かを訴えかけるようにジーっとブラシを凝視し続けたという。
今回のブラシも含め、形や種類もさまざまなブラシを試し反応を見てきたというヨシモフ郎さん。言葉が通じない犬にとっては、ブラッシングの反応も立派な意思疎通の手段。いつか喜んでもらえる日のために、愛犬だけのブラシを探したくなる愛犬家あるあるにInstagramなどではユーザーから多くの共感が寄せられた。
画像提供:ヨシモフ郎